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【開催見解】第1回川崎競馬(4/14~18)

2014年4月13日

4月14日~18日までの川崎開催のメインを飾るのは3日目、4月16日に行われる第17回クラウンカップ(3歳オープン、1600mS3)。このレースは東京ダービーのトライアルレースを兼ねており、1着馬と2着馬には東京ダービーへの優先出走権が与えられる。

ここで主役になりそうなのがサーモピレー。道営時の走りから短距離向きと思われたが、全日本2歳優駿3着、京浜盃3着の走りからマイルまでは大丈夫。強敵相手に揉まれた強味があるし、ここはチャンスだ。エイシンホクトセイは大井転入後勝ち切れないのだが、道営時の実績はこからの方が上。まだ単騎の逃げが条件になるが、先手が取れれば逃げ切りまで十分ある。素質的にいいものを持っているのがジュリエットレター。こちらも勝ち味に遅いが、これは気性面が影響している様子。気性的に大人になればまだまだ上を目指せる。道営では未勝利だったが、岩手~大井と5連勝中なのがワットロンクン。初コース、初ナイター、初めての左回りと課題は多いが、素質的には互角。課題を克服できれば6連勝で重賞奪取のシーンもありそう。ここにきて力をつけたエスティドゥーラやツルマルブルース、休み明けでも力があるモデールノにも注意したい。成長期の3歳馬の戦いだけに、他の好調馬にもチャンスはありそうだ。

 

初日、4月14日のメインは花まつり特別(B2、B3選定馬1400m)。ここは充実著しい4歳牝馬リアハッピーが有力。前走も強い内容で、距離短縮は有利。3戦連続2着と勝ち切れないリュウノプリンスは、強敵相手に善戦が続いており、そろそろ決めたいところ。距離短縮がプラスになるオンワードナスキー、休み明けではあるが外厩で乗り込まれて仕上がったセントローレンス、休み明けを叩かれつつ復調気配グラッツェーラあたりも侮れない。

 

2日目、4月15日のメインは週刊ギャロップ卯月杯(A2下 2100m)。前走A2下の東京中日スポーツ弥生杯を制したロンドンアイがここも有力。距離延長が鍵になるが、折り合いに苦労するタイプではないし、控える競馬ができるようになった今なら再度好勝負になるはず。前走、東京中日スポーツ弥生杯でロンドンアイの2着だったのがメイショウパーシー。前走船橋戦では人気を裏切ったが、連闘策でここは巻き返し必至。相手関係が楽になったバックトゥジエース、決め手あるビクトリースガやエスケイロード、復活に期待したいキスミープリンスの走りにも注目。

 

4日目、4月17日のメインは若草特別(B1二組、B2一組1600m)。前走は長期休養明けで人気を裏切ったテラザホープだが、デビュー2戦目から10連勝したほどの器。叩かれた今回は巻き返してくる。前走、大井戦を勝って勢いに乗っているのがジョーシンドバッド。コース替わりに不安はなく、連勝まで。休み明けではあるが、素質面で見劣らないトウカイバロン、大井のオープン特別でマズルブラストの2着があるトーセンヤッテキタ、休み明けを4戦して復調気配のサチノプレンティもここに入れば実績は上位だ。

 

5日目、4月18日のメインは花吹雪特別(B3二組 1600m)。ここは2連勝と勢いに乗るダイシノキボウが有力。格上げ初戦だけに楽ではないが、今の充実振りなら通用する。中央から転入後の走りが安定しているベストブライアン、決め手鋭いダンスピース、初コースではあるが堅実な走りモリデンバーグも差はない。あとは休み明けではあるがモリデンクーバー、中央からの転入初戦ミヤビアミュレットも実績的には上位、初戦から勝ち負けになって不思議はない。また、順調さで一歩リードのジュウニントイロや、船橋を使っての連闘策プリンストロイア、ゴールドリーダー、トーセンレディの走りにも注意したい。

 

スパーキングナイターの開幕戦でイベントも盛り沢山の川崎競馬。まだちょっと肌寒いですが、熱いレースで盛り上がっていただきたい。

 

(勝馬 山形宗久)

 

 

勝馬

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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