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【開催見解】第6回高知競馬(7/20~27・8/2~3)

2014年7月19日

 高知競馬は第6回開催がスタートする。今開催は20日〔日〕、21日〔月〕、26日〔土〕、27日〔日〕、8月2日〔土〕、3日〔日〕の6日間開催。20日〔土〕には第11回トレノ賞が行われる。また21日〔月〕は第5回夜さ恋フェスチィバル。今年もJRAの武豊騎手が来場し、夏の高知競馬を盛り上げてくれることになっている。今年は祝日でもあり、多くのお客さんにお楽しみいただけるのではないか。

 夏の高知競馬は短距離主体に番組が組まれており、先週は800メートル戦があった。通常は大きく失速してしまう先行馬も、ここぞとばかりに馬券に絡むことが多く、なかなかの高配当になることもしばしば見られた。今週は21日〔月〕、第1レースから第4レースまでの3歳戦が800メートル戦。特に第1レースは新顔を多く、予想は難解を極めるが、見応えあるレースが期待できるだろう。

 トレノ賞〔サラ3歳以上 1300メートル〕は20日〔日〕の第7レースに行われるため、既に枠順が確定している。昨年の覇者であり、高知競馬の看板ホースであるエプソムアーロンの出走はないが、かなり楽しみなメンバーが揃っている。レース展望と併せて、有力各馬を紹介したいと思う。

 

 ・ファイアーフロート…JRA時代には芝の重賞を制している実力馬。高知転入後はエプソムアーロンに歯が立たずにいるが、昨夏の建依別賞、今年2月の黒潮スプリンターズカップを強い内容で勝っている。特に黒潮スプリンターズカップは1300メートルを1分21秒3で走破。レコードにコンマ9差という快勝を飾っている。時計勝負が理想だが、力の要る馬場でも実力で制する可能性が高い。鞍上は赤岡騎手。

 

 ・ディープハント…戦績を見て分かる通り、生粋のスプリンター。820メートルで行われた園田FCスプリントでは、出遅れながらファイアーフロートに先着している。1300mでもまだ距離が長いかもしれないが、それでも前走から距離が短くなるのは間違いなくプラスだろう。今年は重賞戦線で特に活躍が目立つ永森騎手の騎乗。ファイアーフロートを負かすシーンも十分にあるはずだ。

 

 ・ニシケンメイピン…春の3歳2冠馬であり、前走は牝馬限定の準重賞ヴェガ特別で牝馬界も制圧した才女。そのヴェガ特別は今回と同距離だが、勝ち時計が1分21秒ジャスト。高速馬場ではあったが、驚きの数字を残している。当初は県外遠征の予定もあったようだが、出走が叶わずこちらに出走。このメンバー相手にどこまで戦えるのか楽しみが尽きない。斤量差の恩恵も味方に、善戦以上を期待したくなる。

 

 ・リワードアンク…前走でオープン初勝利。展開が向いたとはいえ、豪快な差しきり勝ちを演じている。本来はもう少し距離があってもいいタイプだが、切れる脚を使える点は大きな武器。わざわざ陣営が園田の下原騎手を呼び寄せていることからも、この馬への期待が伝わってくる。

 その他ではチェルカトローバやリワードレブロン、シーセラピスあたりだが、おそらく上記4頭が主力を形成するはず。どの馬が勝っても不思議ではないが、とにかく夏の暑さを吹き飛ばすレースが見たいところだ。

 

 

中島競馬号

 

 

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