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【開催見解】第5回盛岡競馬(7/26~8/4)

 平成26年度の第5回盛岡競馬は7月26日から前半3日間、8月2日から後半3日間の計6日間開催される。

 

 初日(26日)のメインレースは古馬B2クラスによる特別競走『姫神賞』芝1000m。フルゲート=12頭に対して登録馬は13頭。

 7月21日のオープン戦・OROスプリント特別(盛岡芝1000m)で2着したエスカーダはもともと中央芝3勝の遥か格上。ここでは断然の主役となるが、中4日の超強行軍だけに使ってくるかどうか…。

 エスカーダ不在なら7月14日に行われたトライアル・姫神賞ターフチャレンジ(盛岡芝1000m)を1番人気に応えて快勝したレーリュッケンになる。相手は同2着で5歳にして芝適性を示してきたサクラルモンド。伏兵はそのターフチャレンジでは出遅れてしまったノーザンハリアー。そしてスピードで押すタイキシャーリー、ヤマニンパニエといったところ。

 

 2日目(27日)のメインレースは3歳牝馬による重賞競走『第28回ひまわり賞(オークス)』ダート2000m。フルゲート=12頭に対して登録馬は13頭。

 実績では春の日高賞で2着、地元勢では最先着を果たしたターントゥタイドが最右翼の存在となるが、その後ははまなす賞1着→サファイア賞4着→オパールカップ4着と芝ばかりを使われている点がどう出るか…。

 距離実績なら同じ盛岡2000mの岩手ダービー・ダイヤモンドカップで牡馬相手に4着と健闘しているフラッシュモブがクローズアップされるが、こちらは強行軍で使い込んでいる点が少々気がかり。

 牝馬同士なら、ここにきて急成長を見せるインフラレッドレイ、ハヤテスプリント2着と高いスピード能力を示すダンスママも注目の存在。

 また、ここが中央から転入初戦となる新鋭・ツキミチャンは未勝利ながら、中央時代はダートの1800mばかりを使われ、6戦→(2)(5)(5)(8)(4)(7)着となかなかの成績の持ち主。このレベルなら最大の惑星馬になるかもしれない。

 なお、この競走の1着馬には9月1日に行われる重賞『ビューチフルドリーマーカップ』への優先出走権が与えられる。

 

 4日目(2日)のメインレースは3歳以上オープン馬による重賞競走『第37回すずらん賞』ダート1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は14頭。

 夏負けにより前開催の大一番・マーキュリーカップ(Jpn3)を回避したナムラタイタンは当然、この開催も登録なし。となると、必然的に混戦になるのが現在の古馬オープン界。

 そのマーキュリーカップ(Jpn3)では3コーナーまで果敢に先行したコミュニティ、昨年のこのレースの覇者・コスモフィナンシェ。ひとまずこのあたりが主役になりそうだが、盛岡マイル2勝のランドオウジ、ダノンボルケーノ、みちのく大賞典3~4着のウインベルカント、コスモイフリートなど、圏内と目される馬は5指に余る。

 なお、この競走の1~3着馬には9月14日に行われる重賞『青藍賞』への優先出走権が与えられる。

 

 5日目(3日)のメインレースは3歳以上オープン馬による重賞競走『第36回せきれい賞』芝2400m。フルゲート=14頭に対して登録馬は14頭。

 地方全国交流競走ということで、今年も南関東から強力な3騎がエントリー。

 川崎のウインペンタゴンは昨年の2着馬でこの条件への適性は証明済み。大井のハテンコウは同5着だが、盛岡の芝はオパールカップ3着、OROカップ2着など4度の遠征経験があり、計算できる存在というわけだが、今回は大井からさらにカリバーンという元中央オープン馬がやってくる。重賞勝ちこそないものの、札幌記念(G2)5着、オールカマー(G2)3着、アルゼンチン共和国杯(G2)4着など、格、距離実績ともに申し分ないだけに、自身の状態さえ整っていれば、ここは一蹴されるかもしれない。

 地元勢では適性、デキ両面において、トライアル・かきつばた賞1~3着のオールマイウェイ、レオパルドゥス、ミカエルビスティーに期待することになりそうだ。

 なお、この競走の1~2着馬には8月17日に行われる重賞『桂樹杯』への優先出走権が、1着馬にはさらに9月28日に行われる重賞『OROカップ』への優先出走権が与えられる。

 

 

(文:エイカン 内山達明)

 

岩手 エイカン

 

 

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