【開催見解】第9回金沢競馬後半(7/29)

2014年7月28日

 2014年度・第9回の金沢競馬は3日間開催の前半週が終了。後半週は7月29日(火)のみです。

 

 29日(火)のメイン(11R)は「北陸中日花火大会特別」(A1・1700m)

 1番 マイネルリボーン 吉原寛人

 2番 パープルキング 吉田晃浩

 3番 ダブルスパーク 畑中信司

 4番 エーティーショパン 松戸政也

 5番 ゴールドアカデミー 田知弘久

 6番 キーパー 桑野等

 7番 ケージーアメリカン 米倉知

 8番 マルシゲサムライ 藤田弘治

 9番 ジョウテングレイス 青柳正義

 

 一線級が少ないA1ならマイネルリボーンの独壇場になりそう。近走はナムラダイキチとセイカアレグロにしか先着を許しておらず、前走も力の違いを見せ付ける勝ちっぷり。ややエンジンの掛かりが遅く長距離向きだけに1700mに距離短縮は歓迎できぬものの、の短距離戦でなければ問題ない話。追い切りではズブさを見せたものの、気配落ちは感じさせない。

 前走の笠松・サマーCでは勝負所から外に張って大敗したパープルキングだが、猛追い切りを消化しての遠征や忙しい1400mで気難しい面が出たと推測。中間は十分かつ適度な調整。勝ち星はA2(ジョウテングレイスの勝利)までだが、1700mのA1でも5月に2着(3着ケージーアメリカン)。気分良く運べば勝負になるはず。

 快足ジョウテングレイスは自分のペースで運べれば1700mでも問題ないことは前回A2勝ちで証明。今回はA1とはいえ強敵はマイネルリボーンくらい。強力な先行タイプが少ない点を考えても、上位争いはできそうだ。

 ケージーアメリカンも本来は好勝負できないといけない力量と相手関係。夏場に調子を上げた昨年後半の走りに及ばない近走だけに何とも評価が難しいが、今回の方が楽な条件なのは間違いない。

 

 メイン前(10R)には「石崎奉燈祭特別」(A2・1400m)も組まれている。セレブリティトーク、イイデジャスト、ガッツオブトップ、キングストリート、マーベラスキングによる上位争いになりそう。

 

(文:競馬カナザワ 大井明洋)

 

 

 

 

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