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【開催見解】第9回笠松競馬(8/25、27~29)

2014年8月26日

 第9回笠松競馬は高原シリーズ。8月25、27~29日までの4日間開催で、シリーズメインは28日に行われる秋風ジュニア(P)となっている。

 

 初日のメインはB-1特別。単の魅力を感じる馬はちらほらいるが、馬券の中心はゴッドスピードユーがふさわしい。どんな競馬にも対応できる脚質で、牝馬らしく体調面にも太鼓判を押せる。逆転候補は、クラス的に名古屋のケイツーリマーク、カネトシロバストが有力。穴では、唯一の3歳馬スウィフトダンサーと、ピークを思わせる状態のキゲキ。

 

 2日目は500万条件のJRA交流競走がメイン。地元期待はマルヨスバルを筆頭に、ヤマニンノベリストやヒラボクローレルなどだが、今回の中央勢はなかなか強力。特に新馬戦勝ちの実績があるワンダーハイーニャは逃げタイプだけに地元の馬にとっては厳しい流れになりそう。他に中央から参戦予定馬はサチヒメ、セフティオリビエト、メイショウヤマナミ、カフェキングアイ。これらもそこそこの実績があるので、上位を中央馬が占める可能性は高そうだ。

 

 3日目のメインは前記した秋風ジュニア。今年で第39回を迎える伝統のレースで、2歳最初の重賞競走として注目されている。人気の中心は転入初戦のティープリーズか。道営のオープンで4着がある実績馬で、厩舎サイドの評判もなかなかだ。生え抜き勢は混戦だが、その混戦に強そうなのはカツゲキグロリア。姉にエレーヌがいる血筋で、距離2走目で初勝利を飾ったように学習能力も高い。素質的に注目はピースタイムとカミノアシ。それぞれ初距離になる点は大いにハンデだが、将来的には重賞を勝つ能力を秘めていそう。あとはすんなり先行できた時のイザマイラン、トラキアンオーヒなど。

 

 4日目はA-2特別がメイン。準オープンを連勝中のエーシンサンダーが堂々の主役。往時の迫力はさすがに薄れたが、なんといっても28勝を挙げた実績馬。この顔ぶれならまだまだ脚力が違うし、きっちり期待に応えてくれるはずだ。相手は難解だが、マイル王者バンダムミュートスは連に欠かせぬ。園田のC級から転入して当地で連勝中のラヴネヴァーダイズ、これをものさしにすると園田のB級から転入してきたディアアゲインも不気味。他には昇り馬マルカリードやマグニフィカ、エーシンハダルといったオープン格の馬もいて、なかなか豪華絢爛だ。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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