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【開催見解】第12回金沢競馬前半(8/31・9/2)

2014年8月30日

 2014年度・第12回の金沢競馬は8月31日(日)、9月2日(火)、9日(火)の3日間。この開催まで日程が変則的になっていますので、ご注意下さい(今回は「日・火→火」)。ここでは前半週の展望を。

 31日(日)のメイン(11R)は「重賞 第1回加賀友禅賞(JBC協会協賛アーネストリー賞)」(3歳牝馬・1300m)

次回の3歳頂上決戦・サラブレッド大賞典の前に牝馬の頂点を決める一戦が新設された。そのため、過去のデータ等はないが、1コーナーまでの距離が短い1300mを多頭数で争うという点で展開的に波乱の要素を含んでいる。

 1番 キンメリジャン 桑野等

 2番 エトワールドロゼ 田知弘久

 3番 サンセバスチャン 青柳正義

 4番 ハヤグリーヴァ 藤田弘治

 5番 ピメレアロゼア 中島龍也

 6番 セイウンアネゴ 池田敦

 7番 アンソルスラン 畑中信司

 8番 ファーストキス 米倉知

 9番 マイネジュラメント 吉原寛人

 10番 トップオーラ 松戸政也

 11番 パピポッポ 吉田晃浩

 牝馬同士ならファーストキスの実力が一枚上。現に5月の3歳牝馬選抜・ノトキリシマ賞(1500m)では今回対戦する他馬を問題にせず完勝している。しかも当時は馬体重も478kgと回復途上。490kg台に戻している今の方が状態的にもいいはず。少しレース間隔は開いたが問題ない調整ぶり。不安を挙げるなら揉まれた時だけ。

 パピポッポは軌道に乗っての連勝中。気性的にスムーズな展開が必須だけに鍵は忙しい1300mの対応だが、出脚も付くようになった今なら問題なさそう。1コーナー入り口でのポジションさえ悪くならなければ好走多い外枠も好都合。

 展開不問で堅実サンセバスチャンも有力。追い切りも好タイムなら調子も維持と見る。展開が不透明な一戦では自在性が大きな武器になる。

 セイウンアネゴは上記2頭と互角の戦績。前走はパピポッポに敗れたが、これまでの先行策と違い、差す競馬で好走できたのは大きい。同じ競馬ができれば面白い。

 ハヤグリーヴァもここ目標の調整。テンに動けない点が1300mでどうかだが、終いは確実。重賞の厳しい流れでこそ怖いタイプだ。

 

 9月2日(火)のメイン(11R予定)は「全国吟詠大会特別」(A3・1700m)

 メジャーホーネット、アイラヴキャンディ、ポセイドン(連闘のため回避の公算が大)、メジャーダンディー、トワイライトゾーン、ベニバナクィーン、チャームドライフ(連闘のため回避の可能性)、エーシンブラン、ディアブレイズン、ラピッズトウショウ、トップオバマ、ロードバロック、が出走予定(登録のあったケージーキンカメは回避予定)。

 先週のイヌワシ賞を走った3頭は回避の方向で話を進める(もちろんチャームドライフが出走すれば最有力候補に)。

 1700mだと、近走好内容のメジャーダンディーと前回2着トワイライトゾーンは距離適性的に高評価ができなくなってくるが、一応は守備範囲。奮起を期待したいのは春の3歳王者ディアブレイズン。前々走・MRO金賞こそ見せ場はなかったが、前走はマズマズ。適距離の1700mで好結果を出して、次回の3歳重賞・サラブレッド大賞典に向かいたいもの。デキの面ではやや微妙だが、ラピッズトウショウ、トップオバマも上位の実力。

 

 

(文:競馬カナザワ 大井明洋)

 

 

 

 

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