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【兵庫】園田チャレンジカップ(9/5)今回の見所

2014年9月1日

【デイリースポーツ賞 第11回園田チャレンジカップ 今回の見所】

 

 7月のサマークイーン賞に続きその金ナイターで行われる交流重賞のうちのひとつ。当初エントリーのあった他場遠征のスペシャリスト、笠松トウホクビジン、タッチデュールの回避で遠征馬はやや小粒となったが、地元馬にも確勝級は不在で混戦必至だろう。

 まずは遠征馬、大将格は名古屋クリスタルボーイだろう。前走笠松での交流重賞くろゆり賞は直線半ばで失速も堂々の一番人気に支持されたほどだし、勝ったのがタッチデュールと言うことを考えれば致し方ない(2)着だったかも。この時の(4)着が地元エーシンユリシーズだし、初めての園田戦とは言え当然V圏内に入ってくる。

 金沢ジョウテングレイスは金沢、福山で18勝、正味の着外も僅か5回だけと結構ハイレベルの戦績。し かし、エーシンサルサが遠征した7月の読売レディス杯ではブービー惨敗。これを見ると交流重賞等ではまだ役不足の感がする。

 金沢ハイタッチ、笠松セイカアレグロは2走前に顔を合わせてタッチが0秒2の先着、うまく逃げペースに嵌るようならタッチの前残りを考えても良さそうだが…。

 迎え撃つ地元勢、注目はサワノファイン、兵庫県デビューの9歳馬が久々の重賞チャレンジとなった。年齢的にあとひと押しがないのは仕方のないこと、それでも昨秋以降16走続けて入着を果たしているのだから十分チャンスはある。色んなことを考えてもこれが重賞ラストチャンスになるかも知れずとにかく頑張ってもらいたい一頭だ。

 同じく兵庫県デビューのニシノイーグルは近走なかなか結果が出ずということもあっ て1400mに矛先を変えてきた。決して状態は悪くないだけにこれで気分がどう変わるか。或る意味、最も気になるのはこの馬かも。ラッキーフラワー、スマイルヴィジットもこの夏、好調だし、何れも展開次第で上位が狙えそう。

 

【2014.8.31 競馬キンキ 北防 敦】

 

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