【開催見解】第10回笠松競馬前半(9/11・12)

2014年9月10日

 第10回笠松競馬は長月(SPII)シリーズ。9月11、12日、23~26日の6日間開催で、シリーズメインは25日に行われるオータムカップ(SPII)。まずは編成発表された前節のメインについて紹介していきたい。

 

 初日はC-13a特別(ロ)。2日目と分割された特別でかなり層は薄くなっているが、距離が1600mになったので馬券としてはなかなか面白そうである。距離延長がプラスに出そうなのはジョーアルゴス。スタミナに長けたタイプで、これから本格的な秋を迎えれば体調もグングン上がってくるはず。続いて、前走が強かったマハリクマハリタ。エンジンがかかってからの脚に見どころがあったし、メンバー中、唯一マイル戦に連対実績があるのも心強いデータだ。あとは堅実なカツゲキイナリ、先行粘り込みが身上のスプリングマックス、アベニンアカツキ、ビコーハエレシス、キタノワンダーなどだが、これらはあくまで展開待ち。もうひとつインパクトに欠けるというのが正直な感想だ。穴ならキョウワミラージュ。前走の凡走に加えていかにも距離延長は合わなさそうだが、逆にそれが狙い目。他馬が牽制し合ってペースがスローになる可能性もあるだけに、逃げ粘りがあっても驚けない。

 

 2日目はC-13b特別(ロ)。初日同様、波乱含みの一戦だが、人気の中心はおそらくステラコーヴァになりそう。バリバリ乗り込めない弱さはあるが、それだけにこの日程で使えるのは体調がいい証拠。この相手関係なら力上位は間違いないし、末脚がしっかりしているので距離延長も好材料だ。距離実績のある馬が不在で他は混戦模様だが、スタミナがありそうなアポロノーティ、じわり復調中のスカイマーシャルなどが変わりごろか。以下、アイファーシャトー、ライトサンシャイン、オグリタンゴなどだが、これらのイメージは非力な先行馬。ある程度、展開が向くことが好走の条件になるだろう。

 


(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

 

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