【開催見解】第16回園田競馬後半(10/15~17)

姫山菊花賞は断トツ人気タガノジンガロが余裕の5馬身差逃げ切りだった。このレース、逃げたかったのはハルイチバン。しかし、同馬に気分良く行かしてしまうと後半厄介な存在になってしまう。ジンガロ陣営はそうとでも思ったのだろうか、木村Jはハナを主張したではないか。こうなるとハルイチも無理脚を使ってまでハナに拘ることはできずジンガロのペースで淡々と進んだ。実力が一枚も二枚も抜けている馬がこうも気分良く走ってしまうと圧勝するのは当たり前のことでどの馬もジンガロの影すら踏めなかった。と言うことで今年の姫山菊花賞はただ一頭だけの強さが目立った一戦だった。なお、この勝利で木村Jは地方通算3000勝に王手をかけた。今週3日間での達成はまず間 違いないだろう。但し、木曜日にはトーコーガイアと共に笠松遠征を控える彼、もし水曜日3000勝達成とならなかった場合はメモリアルが笠松で…と言うこともあり得る。まぁそれはそれでまた面白いのかも知れないが、園田ファンのためには水曜日にアッサリと決めて頂きたい。有力視されるのは3Rアンジュドボヌール。前走が僅差の(2)着、しかも今週は当時以上の追い切りも敢行だからまず負けないと見るが…。勝てば直後に記念セレモニーが行われます、是非とも3R発走の12時10分にはご来場を…。

 

 そんな木村Jで盛り上がりそうな今週の園田競馬、通常通りの水、木、金曜(15~17日)の3日間開催です。期間中のメインは17日のA1級による1700m戦。スタンバイは前走、坂本J引退レースを逃げ切った スマイルヴィジット、叩き2走目を迎えるエーシンクリアー、前走A2級ながらも圧倒的な強さだったサウスウインド、底力秘めるブルースイショウ等々…。中でも3歳馬サウスがここでどんな走りをするのかには大いに注目されるところ。

 

 16日はB2級の1700m戦がメイン。注目はC2級からの3連勝で初めてB2級挑戦となるエーシンオマーン、そして前走そのオマーンに敗れるも確かな末脚を駆使するマスソングウインド。先に現級に上がったポッドタイムは相変わらず絶好調ながらも今回の背は57キロ。他にも堅実駆けのアルマダクロス、イチザゴールドと好調馬が5~6頭揃い間違いなく見応えのある一戦に。

 

 15日はB1級の1700m戦がメイン。◎がズラリ並んだのはオーケストラピット。これまでの勝 ち振りが桁違いで早くから大目標は来月の兵庫クイーンカップと公言されてきた。そのためにもまだまだ負けてはならない一頭。恐らく今回も強く勝つであろう。(2)着争いは夏バテ解消なったピエナオリオンか先行渋といエイシンガリレイ。この2頭、ほとんど五分と見るが、当日まで渋化馬場が残るようなら若干ピエナが有利か。

 

 


(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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