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【開催見解】第7回浦和競馬(11/17~21)

2014年11月16日

 今回の浦和競馬は11月17日(月)から21(金)まで5日間開催。3日目に指定交流、第35回浦和記念が行われます。

  初日のメインレースは銀杏特別がB3一組、距離1600メートルで行われます。注目はJRAからの転入緒戦を飾った地元のタマモホルン。未勝利での移籍でC1スタートでしたが、好枠から危なげない逃げ切り勝ち。好馬体を誇る素質馬で昇級戦でもスピード的に好勝負が期待できます。例によって遠征馬の多い条件ですが、それぞれ力のある馬が出揃いました。船橋のビッグウェーバーは前回の浦和でB3、C1の混合戦をひと捲りで快勝。続く地元戦は出遅れて人気に反しましたが、小回りが合うようで見逃せない1頭です。川崎のアースパイプは前走に続いて浦和に挑戦。一瞬の決め手には定評があり、ここも上位争いが可能でしょう。

  2日目のメインレースはゴールドカップトライアル、まがたま賞がA2下選抜馬、距離1500メートルで行われます。前回のこのクラスで2着したスカイインテンスはマイラータイプのスピード馬。基本的な能力も長けているので、今回も勝ち負けの一戦。浦和で4勝を挙げているお馴染みのサチノシェーバー、前回この条件を勝ったフジノフェアリーもコース実績があるので連勝を狙います。休み明けでもスピード、実績上位のポイントプラスも注目の1頭。迎え撃つ地元勢は現在4連勝中の快速馬リアライズリンクス、JRA千六百万条件からの移籍馬トーセントレジャーなど、タレント揃いで激戦が期待されます。

  3日目のメインレースは浦和最大のビッグレース、指定交流、第35回浦和記念が距離2000メートルで実力を競います。JRAからは昨年の1、2、3着馬ランフォルセ、シビルウォー、エーシンモアオバーが今年も参戦予定。何れも高齢馬ですが、キャリアに一日の長。地方競馬では実績十分なだけに好勝負が期待できます。JRAからはもう1頭グランドシチーが登場。昨年のマーキュリーカップ、ブリーダーズゴールドカップ3、4着の実績があるので目が離せません。南関東勢では埼玉新聞栄冠賞2着の古豪カキツバタロイヤル、サンタアニタトロフィー、マイルグランプリ2着のグランディオーソ、白山大賞典でエーシンモアオバーの2着に頑張ったサミットストーン、日本テレビ盃4着のトーセンアレスなど、実力馬が揃ってJRA勢との対決は見物です。

  4日目のメインレースは武州賞がB1下の選抜馬、距離1900メートルで行われます。黒潮盃4着、戸塚記念2着と成長力を見せている3歳馬ノーキディング。浦和は初コースになりますが、先行差し自在のタイプだけに古馬が相手でも有力でしょう。バースフォンテンは前回の地元でB1勝ち。番手でも競馬のできるタイプですが、逃げてより持ち味が生きる馬。距離も小回りなら克服可能です。浦和では3勝を挙げているマイネルレガーロが実績のある舞台を狙ってきました。春にこの条件で2着、当距離にも勝ち星があり、一変が期待できます。対する地元勢は転入後4連勝のジョーラプターがスタンバイ。長目の距離を使うのは久々になりますが、追ってからシッカリしたタイプで注目のレースとなりました。

 最終日のメインレースは霜月特別がB2、B3、距離1400メートルで行われます。前回はB3同士の一戦だったエールドランジュですが、1分28秒2の好時計で逃げ切り勝ち。続く船橋でこのクラスを2着。一本調子から大分進境を見せているので好勝負は必至でしょう。地元勢は転入初戦でこの条件を楽勝したトーセンブリッツ。続く2戦目はB2同士で2着に敗れましたが、相手も名うての実力馬。ここは巻き返しの舞台になりました。船橋のビルスもスピード能力が高く、これまでの逃げ一手から抑える競馬をマスター。コース実績もあるので実力馬とのスピード勝負は必見。この他では3歳の精鋭マルモリロイヤルなど、遠征馬には多くの駒が揃いました。

 

ケイシュウニュース 田島啓行

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