【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第19回園田競馬後半(11/25~27)

 ナイター期間中の開催が終わり、先週からは火曜日からの開催だったのだが、これをまだファンの皆様には認知しきれて頂けていないのか、先週火曜日は入場、売り上げとも散々な結果だった。主催者側にももっともっとPRが必要で果たして今週はどんな数字になっているか、怖さ半分で火曜日を迎えることとなる。


 サテそんな園田競馬も今週はいよいよダートグレード競走、兵庫ジュニアグランプリ(26日木曜日)が行われる。同レースも今年で16回目となり、過去15回、優勝はJRA勢の13勝で残り2勝は地方勢、とは言っても北海道、笠松所属馬でいまだ兵庫県馬の優勝はない。素材の差、鍛え込みの差で年々JRAと地方勢とのレベル差が広がっていくのは仕方のないことなんだが、何とか一矢報いてもらいたい、意地を見せてもらいたいものである。
今年もJRAからは4頭、そのうち2頭は目下2連勝中と勢いもムードも最高潮に近い。ダート鞍替え後、圧勝続きのウィシュハピネスは前走、門別でのエーデルワイス賞を制覇、そのスピードは相当なものだ。地方ダートの経験もこの上なく大きな後押し材料となる。キャプテンシップは逃げて圧勝、差して完勝と違ったスタイルで連勝。なかなか勝負根性もありそうだし、今回も園田の総てを知る岩田Jが乗ってくると言う点も心強い限り。人気の中心はこの2頭になりそう。タケデンタイガー、トーセンラークは今回が初めてのダート、この点に不安材料がないこともないが、血統的には十分こなせそうな感じがするだけに逆に追い風が吹くかも。
地方他場からは門別オヤコダカに浦和ジャジャウマナラシの2頭。4頭の枠があっただけに少し寂しくなったが、4勝、3勝の戦績、内容はそれなりに素晴らしく映像で見た限りでは走り、馬体にも迫力がある。しかも鞍上には兵庫ビッグスリー川原、田中を起用。これもまた期待の現われとみていいだろう。地元の期待はデビューから負けなし5戦5勝トーコーヴィーナス。常に相手なりの走りでまだ一度も本気を出していない同馬、大舞台のここでいよいよ本来の力を発揮してしまうか。大いに注目される。

 

 25日はB1級の1400m戦がメイン。頭数的に若干少なくなりそうで目下3連勝、充実一途のショウナンハヤブサ中心は動きそうにない。勝つ時も負ける時も常に小差、こんなタイプが波に乗ると一層の勝負強さを発揮するものである。前走2カ月ぶりで重め残しだったエイシンヤノゴトクの巻き返し、1400mに戻してのキセキノチャンス、降級リュウレガートの反撃にも期待したい。

 

 27日はA1級の1400m戦がメイン。園田9連勝無敗のマルトクスパートがいよいよA1級に登場、ここに入ってどんな競馬をするかに注目が集まる。とは言えこれだけ完璧な競馬を続ける同馬、単なる通過点と見た方がいいかも。連続3着で復調ムード大のアランロド、前走ペースが合わなかったサウスウインド、追い切り動いたエリモミヤビなど伏兵陣も虎視眈々。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

 競馬キンキロゴ

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞