【岩手】〔重賞〕 第24回 白嶺賞 結果
奥州市職員 奥馬の会会長杯
重賞 第24回白嶺賞 結果
岩手県競馬組合
トウケイニセイ記念トライアル『第24回白嶺賞』はライズラインが快勝!
積極的なレース運びから見事な逃げ切りを決め、3歳馬が先輩古馬たちを一蹴!!
12月21日(日)、水沢1600mを舞台にトウケイニセイ記念トライアル『第24回白嶺賞』が行われ、4番人気に支持された3歳馬ライズラインが見事な逃げ切りを決め、2着クロワッサンに1馬身半差をつけて快勝。古馬重賞初挑戦で見事タイトルを手に入れました。
レースは好枠を利してライズラインが逃げ、2番手に1番人気キモンレッド、3番手外にランドオウジ、4番手にカリスマアキラ。2番人気コミュニティは中団外目を追走しました。
前半3ハロン35秒8のハイペースを形成しながらラスト3ハロンも38秒3。ラストもしっかりとした脚を披露し、水沢1600mで1分39秒2の好タイムをマークしました。
ライズラインは昨年、2歳準三冠馬となり、2歳最優秀馬の座を獲得。冬期間は南関東へ移籍し、今年5月に里帰り。
初戦の「やまびこ賞」を貫禄勝ちすると「岩手ダービーダイヤモンドカップ」、芝交流「オパールカップ」と重賞3連勝。
その後、3ヶ月の夏休みに入り、10月に復帰。2戦目の「不来方賞」を制し、二冠を獲得。続いて地元の期待を担って「ダービーグランプリ」に挑戦しましたが、6着止まりに終わりました。
しかし今回は太かった体重も6キロ減とキッチリ絞れ、本来のシャープさを取り戻したのも勝因の一つ。
千葉幸喜調教師は「今回は枠順にも恵まれたが、鞍上もうまく乗ってくれて古馬タイトルを取ることができた。折り合いを考えると2000mは長い印象。マイル前後がベストかも知れませんね。次走予定はトウケイニセイ記念。そこでもいい競馬を期待しています」とコメント。
■ 勝利騎手コメント 村上 忍 騎手
「直前の追い切りが動かなかったのは、馬場の影響。状態そのものは悪くなかった。それもあって当日の馬場が気になっていたが、この馬におあつらえの馬場になりましたし、枠順も絶好だった。もうちょっと折り合っていければいいが、逆にそれがいい面かも。ですから1600mぐらいがベスト。古馬のマイル重賞を制して選択肢が増えたのも収穫。今回いいレースができたし、次走・トウケイニセイ記念でも好レースを期待しています」