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【開催見解】第24回園田競馬(1/20~22)

 

 次世代のホープとしてどんな場でも幾度も取り上げているのが杉浦J。その彼が先週水、木曜日と連続でメインレースを制覇。まずは水曜日のマッハタイザン、これまで2連敗を喫していたアランロド相手に真っ向からの逃げを挑んで首差の勝利、中間の鍛え方から違っていたとは言え思い描いた通りの完勝だった。そして翌木曜日が折り合い面に課題のあるウマテック。しかし、どういうワケか彼が乗るとスンナリ折り合いは付き、これまでの騎乗時も(2)(3)着の好データ。3度目で勝利をプレゼントしたのだから大したもの、この2日間でアピール度は相当だった。そんな活躍を知ってか、今週木曜日に行われるブロック間交流重賞、園田クイーンセレクションに参戦する笠松馬の鞍上も 彼に決まった。こういった感じで他場馬から騎乗依頼を受けるのは初めて、またひとつステップアップするいい舞台になるであろう。

 サテ今週の園田競馬は通常通りの火、水、木曜(20~22日)の3日間開催。期間中のメインは前記、園田QS。昨年の最優秀2歳馬に輝いたトーコーヴィーナスの2015初戦である。前走、園田ジュニアカップはインディウムの牡馬パワーに脱帽だったものの相手が牝馬同士ならまず負けるワケにはいかない。地元勢も格下ばかりだし、笠松から遠征のティープリーズも以前に軽く一蹴している。1歳上の僚馬トーコーニーケが昨年優勝したレースでもあり陣営にとってはまず負けられない、負けたくない思いが強い。仕上げも万全で焦点は笠松ティープリーズと地元ポムショコラの(2)着争いとなりそう。

 21日はB1級の1400m戦がメイン、主力伯仲と言った感じだが、期待は転入2走目となるコスモアックス、前走(2)着がなかなかの粘っこさ、大型馬ゆえに中1週のローテーも好感、あるのは前進材料ばかりである。前走スタートでトモを滑らせたエーシンザホットが素早い反撃狙いに出る。潜在能力は相当、馬体も多少なりとも絞れていればまず前走のようなことはあるまい。サワノヴェローチェの前走は向正面でややスムーズさを欠き(5)着、渋とさを生かせる展開になればまず上位に顔を出すことは間違いなさそう。フェブアクティブも勝てないながらも好調だし、条件的にソロソロ一発あってもおかしくないのがケンスターハーバー。

 20日はB2級の1400m戦がメイン。注目はドウゥーイ ット。連勝は3でストップしたものの前走に関しては内枠で折り合いが付かず終始、頭を上げての走りが影響した。今度は外枠、うまく折り合いは付くはず、鞍上は目下乗りに乗る杉浦J、先週からの3日連続メインジャックがあるかも。転入初戦ヒデサンスピリットは入念過ぎる乗り込みを消化、最終追い切りの動きからも太め感はなくいきなりが狙い目になるかも。前走、前が壁になる苦しい位置取りからも外へ出してシッカリ伸びてきたメイショウオトワカ、1角までに折り合いを欠きながらでも(3)着に伸びたジョウノソフィアへ。


(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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