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【開催見解】第17回高知競馬(2/22・25、3/1・3)

2015年2月21日

 高知競馬は第17回開催がスタートする。今開催は22日〔日〕、25日〔水〕、3月1日〔日〕、3日〔火〕の4日間開催。日、火、水の変則開催は終わったが、それでもまだまだ通常開催からはほど遠いものになっている。売り上げが好調なことからも、来年も似た日程が組まれているそう。今から覚悟しておかねば!

 

 先週は第2回だるま夕日賞が行われた。黒船賞選考競走の第3弾だが、勝ったのはバーチャルトラック。大高坂賞、黒潮スプリンターズカップと2戦続けて2着に甘んじてきたが、最後のひとつを豪快に差し切って本番への切符を手にした。これで高知代表はサクラシャイニー、マウンテンダイヤ、バーチャルトラックの3頭が決定。昨年のエプソムアーロン、トーホウカイザー、ファイアーフロートに負けず劣らずの好メンバーが出揃っている。特に期待はサクラシャイニー。高知での3戦はいずれもが圧勝であり、昨年暮れの兵庫ゴールドトロフィーでも3着という実績は地元馬では抜けている。鞍上の赤岡騎手にとっても、交流重賞制覇は悲願なはず。甘いものではないことは重々承知だが、何とか第1回リバーセキトバ以来の感動を味わわせて欲しい。

 バーチャルトラックの永森騎手にも注目だ。今年は現時点で43勝をマーク。2位の赤岡騎手に13勝の差をつけて独走体勢に持ち込もうとしている。全国トップの勝ち星を誇る雑賀正光厩舎の所属とはいえ、昨年後半からの活躍は見事の一語。昨年はエプソムアーロンで8着だっただけに、今年はそれ以上の結果を期待したいと思う。

 マウンテンダイヤは岡村騎手になるのか。黒潮スプリンタ-ズカップの逃げ切りでマウンテンダイヤと共に重賞初制覇を飾っている。前走のだるま夕日賞は3着と敗れたが、評価の下がる敗戦ではなかったはず。何とか善戦して欲しいものである。

 本番、黒船賞は来月の17日。今からドキドキする。

 

 さて、それではレース展望に移りたい。今回は22日〔日〕に行われる「雨水特別」〔サラ系C2-1選抜 1400メートル〕。何となく微妙な面々が揃った選抜戦だが、馬券的な妙味は感じる一戦である。

 ベリービスケット…初戦は差して勝利、3戦目の前走は好位抜け出しで勝利と、なかなかの自在脚を見せている。陣営はやや気性面での不安を口にしていたが、走り自体は実に力強い。今回は選抜戦でもメンバーは手薄。何とかなってもいいだろう。

 キンノタマゴ…ベリービスケットとは同厩舎。先行して結果が出ないと見るや、差し馬に変貌させて安定した走りを披露できるようになっている。その点らからも、距離短縮は好材料のはず。逆転まで。

 ラムセスジュベリー…現在2連勝中。前で競馬ができるようになったこともあり、確実性が出てきた。元々は実績も上位の馬だけに、条件強化でも楽しみはあるだろう。

 その他にもリワードランフォス、マレンゴクイーン、ニジ、アートオブクウィルと有力候補ばかり。メンバーの質は決して高いとはいえないが、ある程度の配当は望めるだけに、是非とも仕留めたいところである。

 

 

中島競馬号

 

 

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