【開催見解】第5回川崎競馬(7/22~7/25)
今回の川崎競馬スパーキングナイターは7月22日(水)から25日(土)まで4日間開催。初日に準重賞、スパーキングサマーチャレンジが行われます。
初日のメインレースはスパーキングサマーカップのトライアルレース、A2下の1600メートルでスパーキングサマーチャレンジが行われます。重賞レベルの実力馬が顔を揃えましたが、地元の期待はカネトシイナーシャ。転入緒戦はやや忙しい1400メートルでしたが、出遅れながらも4着に健闘。JRAではオープン特別で勝ち負けを演じたほどで実績は十分。二度目の上積みが期待できます。遠征馬が大挙エントリーしている組み合わせで拮抗していますが、小林のブリージーストーム、浦和勢も目が離せません。
2日目のメインレースは清川村青龍祭賞がB2、B3の1600メートルで行われます。夏場に実績のある地元のリュウグウウノツカイは現級の安定勢力。一瞬の脚の使い処次第では南関同士で勝ち負けが期待できます。ブルーレーサーもクラス慣れが見込める頃で大駆けには注意したいところです。最近は走りがムラになっているラピッドアラシですが、実績では互角のメンバーと言えるので見直す手はありそうです。
3日目のメインレースは神奈川新聞特別がB1、B2の1500メートルで行われます。前回のこの条件で3着に頑張ったノボキャビア。当時は1枠から果敢に逃げて惜しい競馬。やはり川崎の馬場が合うようで同舞台なら久々の勝利もありそうです。当然、勝ったバーンザワールドも首位争いの一角。あまり馬格はありませんが、一瞬の決め手はやはり上位レベル。大分一周競馬にも慣れてきました。遠征馬も軒並み実力馬揃い。前回同様にハイレベルの争いで時計の勝負になりそうです。
4日目のメインレースは三浦すいか特別がB3の1500メートルで行われます。地元勢では前走11番人気の2着で大駆けを果たしたアイディアバイオ、3歳の素質馬エンドオブジアース、鋭い決め手が持ち味のシゲルオオカミザ、優駿スプリントに駒を進めたハーモニーウィル、クラス二度目のミライヘノマイがエントリー。遠征馬では川崎を得意にしている船橋のアスニカケルハシ、追い込みに定評のある浦和のテンエイヒーローが上位グループ。力量が接近した組み合わせだけに多くの馬にチャンスが巡ってきました。
ケイシュウニュース 田島啓行