【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第5回盛岡競馬(7/25~8/3)

【開催見解】第5回盛岡競馬(7/25~8/3)

 

 平成26年度の第5回盛岡競馬は7月25日から前半3日間、8月1日から後半3日間の計6日間開催される。

 

 初日(25日)のメインレースは古馬B1クラスによる一般競走『震災復興子ども達に夢と笑顔を』ダート1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は13頭。
 近況いいB2からの昇級馬が5頭。出走してくれば好調度からいずれも主力級となるが、オーバートゥループ、ジャイアントスター、マンセイグレネード、ザドライブは20日の月曜日にレースを使ったばかり。回避が濃厚と思われるが…。そこで主役はタフガイに。6月28日のB2特別・ジューンカップ(水沢ダ2000m)を快勝しての昇級。今度は勝手が違うマイル戦だが、今シーズンは5戦3勝、2着2回と抜群の安定感。B1でも十分に通用するものと考えたい。相手は盛岡マイル(2,0,1,1)のマンボプリンスと(3,2,3,3)のイマジンジョン。この3騎の争いになりそうだ。

 

 2日目(26日)のメインレースは古馬B1クラスによる特別競走『レインボーカップ』芝1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は12頭。
 7月11日に行われたレインボーカップターフチャレンジ(盛岡芝1700m)で好勝負を演じたキャンディキー、ソールデスタンが中心となりそうだが、その他にも芝巧者の登録が多数あり、激戦必至の一戦となりそうだ。
 中央から転入後、牝馬重賞を1度使われたミラクルルージュは東京芝1800mの未勝利戦を勝ち上がった実績の持ち主。ユナイテッドボスは盛岡芝4戦→(1)(2)(2)(3)着と凡退ゼロ。C2クラスから勇躍登録してきたザッツフェイマスは前走のC2戦(盛岡芝1600m)がとにかく強かった。なお、ツキミチャン、テンプトミーノット、ケイアイアストンも出走してくれば有力候補となるが、やはり20日の月曜日にレースを使ったばかり。この稿締め切りの段階で出否は微妙な状況となっている。

 

 4日目(1日)のメインレースは3歳以上オープン馬による重賞競走『第38回すずらん賞』ダート1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は15頭。
 主役は今回と同条件のシアンモア記念を強力遠征馬相手に制したライズラインになりそうだが、7月5日の岩鷲賞(水沢ダ1400m)でこれに先着したアフリカンハンター、さらにはシアンモア記念、みちのく大賞典ともに3着のケイジータイタンもほぼ互角といった印象。また、みちのく大賞典4着のワットロンクン、古豪・ランドオウジ、昇級初戦を快勝したシャークといったところも軽視できない存在。好カードで激戦の予感も。
 なお、この競走の1~3着馬には9月13日に行われる重賞『青藍賞』への優先出走権が与えられる。

 

 5日目(2日)のメインレースは3歳以上オープン馬による重賞競走『第37回せきれい賞』芝2400m。フルゲート=14頭に対して登録馬は15頭。
 地方全国交流競走だが今回は珍しく1頭のみのエントリー。大井のハテンコウは芝1700mのオパールカップ3着、OROカップ2、10、11着。そしてこの競走5、5着と、盛岡芝は6戦の遠征実績の持ち主。休み明けの前走を叩かれ、今度こそは…の遠征となる。
 地元勢。トライアルのかきつばた賞(盛岡芝2400m)を制し、その後、みちのく大賞典も2着と奮闘するモズ、かきつばた賞でモズと1/2馬身差の好勝負を演じたヒラボクビクトリーが人気になりそうだが、3歳重賞・サファイア賞(盛岡芝2400m)を快勝したレジェンドロックの古馬初挑戦も要注目。また、かきつばた賞は左大腿二頭筋炎で取り消したシルクアーネストは盛岡芝2戦2勝の実力馬。昨年の3着馬で盛岡芝2400m2勝のオールマイウェイも状態次第では上位争いに加わってくるだろう。
 なお、この競走の1~2着馬には8月16日に行われる重賞『桂樹杯』への優先出走権が、1着馬にはさらに9月27日に行われる重賞『OROカップ』への優先出走権が与えられる。

 

 

(文:エイカン 内山達明)

 

 

岩手 エイカン

 

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞