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【開催見解】第10回園田競馬前半(7/29~31)

 トータル3戦目、地元期待の木村Jが(8)着、川原Jが(10)着、共に優勝の可能性が消えたこの時点で興味半減となってしまった先週木曜日のスーパージョッキーズトライアルだが、まさか金沢、藤田Jが連勝、第1ステージ、ブービーからの大逆転をやってのけるとは…。あまり馴染みがないだけに彼の技量がどれほどのものか、まだハッキリ知らないが、あの錚々たるメンバーで連勝だから少なくとも大一番に強いことは実証した感じ。春には新幹線開通で経済効果増大となった金沢、今度は競馬の方で盛り上がること間違いなしだろう。来月29、30日のJRA札幌ワールドオールスタージョッキーズ、門別競馬所属の岩橋Jと共に地方競馬代表として精一杯頑張ってもらおう。また翌金曜日にはエーシンサルサが兵庫サマークイーン賞連覇を飾った。ケンブリッジナイスがいい逃げっぷりだっただけに道中、その差はなかなか詰まらなかったが、直線で捕らえてからは最後は2馬身半差。終わってみれば完勝だった。ゲートの出も良かったし、仕上がりも完璧だったサルサ、次走は来月14日の摂津盃、ここでもまた連覇を狙うことになる。

 

 サテ今週の園田競馬は通常通りの水、木、金曜(29~31日)の3日間開催で期間中のメインは31日に行われるA1級の1400m戦。但しエントリー頭数は少なくメインレース扱いではなくなるかも…。注目はJRAからの転入初戦となるエーシングリズリー、ダート4勝馬、しかも最近も準オープン級で僅差(6)着があるぐらいだからここに入れば能力上位は当然か。追い切りも上々の動きで仕上がりも及第点以上。これに続くのがスマイルヴィジット、デンコウチャレンジの尾林勢、共にあと一歩が甘いものの少頭数なら出番十分。転入3走目ステキナシャチョウも追い切り動いただけにここらで奮起か。

 

 30日はB1級の1400m戦がメイン、前走ゴール寸前でキッチリ差し切ったプリンセスミユキ、今回昇級戦となるものの2走前に大接戦を演じたマイアヴァロンがその後、現級でも即(2)着だからそこから寸法を計っても即通用と言うことになる。鞍上は再び木村J、多少ズブさのある同馬には最もお似合いの騎手だ。相手はそのマイアヴァロン、逃げ或いはスンナリの2番手が絶対条件と思われがちだったが、前走は3番手内からの好走、あれには収穫大だった。直線で外へ弾かれる不利のあったコパノハリー、現級なら常に上位の力フェブアクティヴも圏内。

 

 29日もメインはB1級の1400m戦、ここは30日とは違ってどの馬にもチャンスがありそうな大混戦、転入初戦ユウキファインはJRAでも好成績を残してきただけに若干の太め残しでもいきなりが狙い目となろう。タントタントは大井からの転入、こちらは最終追い切りでアッサリと好時計、攻め通りなら初戦から結構やりそうだ。堅実駆けはアップルシェア、鞍上も下原Jに戻るだけに一層の巧さ発揮か。ファイナルスコアーも条件的にはチャンス、前走のように大きく離されることなく追走なら差し脚ヒットかも。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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