【開催見解】第5回浦和競馬(8/31~9/2)

2015年8月30日

 8月31日(月)から9月2日(水)までの3日間で行われる浦和開催のメインレースは9月2日(水)に行われる芙蓉特別(B1・B2一組 1600メートル)。ここは前開催の葉月特別の再現になりそうだが、1400メートルから1600メートルに距離が延びるのが鍵になる。葉月特別を勝ったアポロズスピアーと2着ダイワアズールはともに有力ではあるが、1400メートルがベストのタイプ。距離が延びれば3着だったロイヤルトリニティの巻き返しが期待できる。他にも浦和を得意にしているショウナンガラシャやハードクラップ、一息後を叩いて連闘策になるトーセンパワフル、単騎の逃げに持ち込めればケイティードラゴン、元中央2勝馬のヒルノクオリアも距離さえ克服できれば力量的には通用する。

 

 8月31日(月)のメインレースはトワイライト特別(B2二組・B3一組 1500メートル)。ここはサンメンフィスの巻き返しに期待する。7連勝中だったが、前走中央交流戦で4着に敗れて連勝がストップ。しかし今回は南関東馬同士で相手関係も楽、外枠を引いたがこの枠からでも先手を取って逃げ切りを狙う。相手は決め手あるテンエイヒーロー。川崎がベストだが、地元でも走りは堅実。一息後を叩いたファビン、詰めは甘いが走りが堅実なクレバーペガサス、ここにきて復調気配のチョコやトーセンヤマトも差はない。休み明けを大敗したリアライズバリメタは当日の気配に注意したいし、相手強化のセイエイシャルムはここが試金石になりそう。

 

 9月1日(火)のメインレースはマルチフェア特別(中央500万・地方B2・B3 1400メートル)。中央馬では2勝を挙げているドリームジェダイが力量的には上位。前走で今回と同じ条件で2着があり、コース経験があるのは強味。骨折明けだけに当日の気配次第では勝ち負けになる。長期休養明けの前走を叩かれたサウンドレーサーは、力量的に見劣らないし、叩いた分の上積みが期待できる。浦和3歳交流戦で未勝利を脱したキリシマツバサはコースとの相性がいいし、素軽い先行力があるライトオブホープも粘り込みが期待できる。一息後を叩かれたビーチドラゴン、浦和に在籍して3勝を挙げているコンテベルデにもチャンスはある。南関東勢では勝ち味に遅いが、前走この条件で2着に入ったトーセンハリケーンが上位。同じく3着に入ったパッパーレはここにきて力をつけているし、その末脚には注意したい。

 

 (勝馬 山形宗久)

 

勝馬

 

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