【開催見解】第11回大井競馬(9/28~10/2)

2015年9月27日

9月28日(月)から10月2日(金)までの5日間で行われる大井開催のメインレースは、第49回東京盃と第12回レディスプレリュードとの豪華交流重賞2本立てとなっている。東京盃はJBCスプリントの前哨戦となり、レディスプレリュードはJBCレディスクラシックの前哨戦となる重要なレースだ。

 

9月30日(水)に行われる第49回東京盃(交流重賞 1200m)は、中央からは昨年のJBCスプリントを制したドリームバレンチノ、前走クラスターカップを制したダノンレジェンド、かきつばた記念を制し前走プロキオンステークスを2着に好走したコーリンベリー、今春東京スプリントを2着に好走し北海道スプリントカップを制したシゲルカガ、前走オープン特別で6着に善戦したアメージングタクトが出走予定。

迎え撃つ地方勢の筆頭は兵庫のタガノジンガロ。昨年のかきつばた記念の覇者で、前走サマーチャンピオンでも2着に好走。その時には先日テレ玉杯オーバルスプリントを制したレーザーバレットには先着していた。昨年のJBCスプリントで2着に好走したサトノタイガー、アフター5スター賞では11歳ながら2着に好走したコアレスピューマも出走するが、さすがにここに入ると厳しそう。それなら3歳馬ルックスザットキル、久々に短距離戦に出走してくるセイントメモリー、中央時の実績からアルゴリズムあたりの方が面白いかもしれない。

 

10月1日(木)に行われるレディスプレリュード(交流重賞 牝馬 1800m)は、中央からは昨年のJBCレディスクラシック等を制しているサンビスタ、今年に入ってエンプレス杯、ブリーダーズゴールドカップと交流重賞を2連勝中のアムールブリエ、スパーキングレディーカップなど重賞2勝のトロワボヌール、関東オークスを圧勝したホワイトフーガ、まだ準オープンではあるが、この距離向くアーバンレジェンドが出走予定。

迎え撃つ地方勢の筆頭は、中央から大井へ転入初戦となったスパーキングサマーカップをいきなり制したブルーチッパー、牝馬重賞2勝のサンバビーン、中央から大井へ再転入初戦になるが、今年1月のTCK女王盃3着があるソーミラキュラスあたりが有力になる。

 

9月28日(月)のメインレースは港区特別(B1二組 B2一組 1800m)。

ここは只今4連勝中のマイネルリボーンと、只今3戦連続タイム差なしの2着に惜敗し続けているナリチュウドラゴンとの一騎打ちの様相。他ではこの距離を得意にしているセンノテバギヤや、素質高いテレザインパクト、ここにきて力をつけたポッドルージュやユングフラウ賞2着があるリボンスティックが有力。

 

9月29日(火)準重賞’15ムーンライトカップ(オープン 1600m)。

ここは好調馬、素質馬が揃った。休み明けの前走を快勝し勢いがあるマルカンパンサー、既にオープンで2着2回の実力馬ムサシキングオー、ホッカイドウ競馬から通算すれば重賞5勝のノットオーソリティ、3歳時に勝島王冠優勝、東京ダービー2着の実績があるプーラヴィーダ、3歳時に黒潮盃、戸塚記念を勝っているトラバージョあたりが有力。また東京記念で善戦したファイヤープリンス、テレ玉杯オーバルスプリントを好走したジャジャウマナラシの浦和勢にも注意が必要だ。あとは転入2戦目で結果を残したグレートチャールズも力量的に見劣らず注意したい。

 

10月2日(金)のメインレースはスマイルシティ・品川特別(A2 B1一組 1200m)。

ここは充実著しいワールドステルスの連勝に期待したいところ。今後は短距離の重賞路線で活躍できるであろう素質馬で、このあたりでは負けられない。優駿スプリント2着馬アクティフはアフター5スター賞では結果を残せなかったが、この条件なら話は別。あとは元中央4勝馬エーシンレンジャーを筆頭に、元中央3勝馬アルベルティ、ヴァレンティーネ、エクセルシオール、エーシンクルゼの中央から転入してきた馬達の走りにも注目したい。休み明けを叩かれたサブノハゴロモ、一息入れて立て直してきたクロスクランチの変わり身にも注意したい。

 

(勝馬 山形宗久)

 

 

 

勝馬

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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