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【開催見解】第14回笠松競馬(11/24~27)

2015年11月23日

 第14回笠松競馬は「笠松グランプリシリーズ」。11月24日(火)~27日(金)までの連続4日間の開催である。順に各日のメイン競走を紹介していきたい。

 

 初日はB-1組「磨墨特別」。A級への登竜門とあって素質馬が集結したが、中でも注目はウォースピリッツ。逃げ差しありのレース巧者で、3回前のこの鞍で2着と実績も十分。無理のないローテにも好感が持てるし、馬券の中心には最適の存在だ。逆転候補は笠松4戦全勝のデルママツタロウ、絶好調を誇るゴールデンフェザーなどだが、2組で勝ち負けを演じたリックタラキチ、サマーデライトや、唯一の3歳馬ナナミも軽視はできないところか。

 

 2日目はA-3組・中央500万条件の「古太尽特別」。「この馬なら何とかなるのでは?」と前回期待された地元ジャーサンプラーンが再び登場。ただ、その前走は6着と惨敗しており、トミシノドラゴン同様、やはり中央馬が相手となるとヒモ争いまでの扱いが無難かも。ということで馬券は中央馬を中心に組み立てたい。中ではホッコージョイフルが実績上位。叩き2走目とローテ面でも食指が動く。プラネットスコアも同様のことがいえ、勝ち負け必至だろう。格は見劣るが、地方の馬場に実績があるサカジロビューティ、サフランスター、トミケンアレスの好走があっても驚けない。

 

 3日目は豪華絢爛「笠松グランプリ」。岩手ラブバレット、大井ゴーディー、浦和サトノタイガー、兵庫バズーカ、高知エプソムアーロン。地元からはタッチデュールと、ビッグレースにふさわしい好メンバーがそろって今から楽しみである。馬券的にはサトノタイガーを中心に遠征馬が有力になりそうだ。穴を狙うなら地元リックムファサの豪脚か。

 

 4日目はC-1特別「雷鳥特別」。勢いのある馬が集結する鞍だが、中でも力をつけてきたダンスバンドだろう。それを証明したのが2走前で、以前の単調な逃げ馬の姿はもうない。角田厩舎のアメリカンストーム、メガミチャンもこのクラスなら間違いなく力上位で、あっさりのシーンも一考しておきたい。他にはリコリアーノ、エンジェルキッス。これらはすべて3歳で、これからの時季はそうなりがちだが、唯一これらに立ち向かえのは4歳オキテスグメシ。陣営期待の昇り馬で、少なくともC級にとどまる器ではない。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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