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【開催見解】第11回浦和競馬(2/1~2/5)

2016年1月31日

 今回の浦和競馬は2月1日(月)から5日(金)までの5日間開催。3日目に桜花賞の前哨戦、第8回ユングフラウ賞が行われます。

 

 初日のメインレースは梅見月特別がB3二組、距離1500メートルで行われます。地元勢では現在3連勝中のトゥモローウィングに期待が集まります。逃げて3連勝と自分の形に持ち込むと滅法渋太いタイプ。今回は遠征馬を迎え撃つ形ですが、今の充実ぶりなら上位争いは間違いないでしょう。ビーインラプチャーは昨秋で連勝が途切れましたが、相手も実力派のブラゾン。スピードを身上としており、地元戦なら勝ち負けの1頭です。遠征馬では実績馬のプリンストロイア、浦和で2着があるマイネルルークスが注目馬になるでしょう。何れにしても激戦区だけに激しい競馬になりそうです。

 

 2日目のメインレースは梅花賞がA2の1500メートルで行われます。地元勢では終いの押し上げに定評のあるメジャーアスリート、昨年の夏以来になるジョーラプターがエントリー。両者とも力の裏付けがあるので混戦なら狙い目です。遠征馬では1月のこのクラスを押し切ったゴーオン。明け4歳の中でも屈指の強豪と知られており、連勝を狙って行きます。この他では浦和巧者のスカイインテンスが参戦予定です。

 

 3日目のメインレースは桜花賞を占う注目の前哨戦、第8回ユングフラウ賞が3歳牝馬オープン、距離1400メートルで行われます。道営出身のモダンウーマンは川崎のローレル賞、大井の東京2歳優駿牝馬を制して同世代の牝馬では一歩抜けた存在です。抜群のスピードを誇り、逃げても差しても競馬ができるのが最大の武器です。これに続くのは東京2歳優駿牝馬で2着のリンダリンダ。今回から南関東所属として走りますが、出遅れながら長く脚を使って肉薄した内容にセンスが窺えます。初の左回りになりますが、十分こなせると見ています。年明けの大井の桃花賞で3着に逃げ粘ったクラトイトイトイ。道営での実績は一枚見劣りますが、スピードは抜群にあるタイプで距離1400メートルは魅力です。転入緒戦の桃花賞で2着と実力をアピールしたラッキーバトルも主力の一角と言えそうです。

 

 4日目のメインレースは如月特別がB1、B2一組のハンデ戦、距離1600メートルで行われます。浦和巧者が多く揃った一戦だけに遠征馬をピックアップ。先ずは当地3勝で実績馬のハードクラップ。脚の使い処が難しいタイプですが、年末の開催ではこの条件をタイム差なしの3着に粘って、続く地元の船橋でも強豪相手に3着と調子を上げています。地力は準オープン級のバースフォンテンもコース替わりで侮れない存在になるでしょう。地元勢では関東オークス3着、ロジータ記念5着のトーセンマリオンがエントリーしています。

 

 5日目のメインレースは春告鳥特別がB2二組、B3一組のハンデ戦、距離1500メートルで行われます。注目は現在2連勝、前走でこのクラスを勝ち上がっているブラゾンです。ここまで地元のみを使われて通算8勝。抜群の機動力を武器に大崩れしない点が持ち味。条件に不足はないので3連勝に期待が高まります。狙ってみたい地元のもう1頭はマイネルヴェルディ。同馬も既にこのクラスは卒業済み。遠征競馬では若干信頼度が下がりますが、地元でこれくらいの距離なら持ち味が生かせます。遠征馬では、やはり浦和に実績を残すビッグウェーバーが怖い存在になりそうです。

 

 

 ケイシュウニュース 田島啓行

 

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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