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【開催見解】第19回笠松競馬(2/8~12)

2016年2月7日

 第19回笠松競馬は「如月シリーズ」と銘打って2月8日(月)~12日(金)の5日間で行われる。順に各日のメインを紹介していきたい。

 

 まず初日はB-1組「こぶし特別」。前開催の東海クラウンは下から上がってきたディアジースターとベアファーストが1、2着。笠松のオープンの勢力図が変わりつつあるが、ここに出走するホッコージョイフルも「大きいところを狙える器」と陣営の期待は大きい。好センスが武器のオキテスグメシをはじめ、シガーロス、リネンハピネス、ナリショーケントなど好調馬は多いが、ここをあっさり勝つようなら視界が広がる。

 

 2日目はC-16組「如月特別」。好調馬が多く力関係を把握するのが難しい一戦だが、最も上積みがありそうなのはセイウンエオリア。転入3走目で初勝利を挙げるなど勢いがあり、馬っぷりも上々。今後も注目の1頭だ。手堅さを取るならジョブックセーグラ、ヒカリノカケラ。先行馬が多く、差し脚堅実なこれらに展開が向く可能性はある。他にも攻め馬の動きがいいデルマゴシンゾサンやフジサンボンドなど穴っぽい馬もいて、高配当を狙えそうなレースだ。

 

 3日目はA-3組・中央500万との交流戦「春寒特別」。地元のベルベットメドウやデトロイトクイーンなどに穴の期待はかかるが、毎度のことながら今回も中央勢に上位を独占される可能性は高い。中でも名古屋、園田で結果を出しているサウスリバティーが馬券の中心にはふさわしいか。中央での実績ならダイシンロイやナムラマサシゲ。あっさり勝っても不思議はない。あとはクリノバトゥーラ、マイネプレセアが続くが、いずれにしても中央優位の情勢は間違いなさそうだ。

 

 4日目はC-1組「第30回畜産フェア特別」。今回も目移りするような好調馬がそろったが、展開不問のシークレットオースが軸には最適か。逃げ~追い込みまで何でもござれのレース巧者で、特別も2走目。そのときも出遅れさえなければ勝ち負けに加わっていたはずだけに、ここでも勝ち負けの期待をかけたい。逆転筆頭は奥が深そうなヒルノリヴァプール、体調の良さならディナールをはじめユーセイシリウスとハーベストブルーも互角だろう。もうひと絞りあればシベリアンマッシブの粘り込みも穴でマークしたい。

 

 5日目はA-1組・B級以上オープンの「東海クラウン」。全国各地を飛び回っているタッチデュールとユーセイクインサーが久々に笠松に登場するが、先に触れたディアジースターに再度注目。初オープンとなった前走が着差以上に強い内容で、まだ余裕すらあった印象。歴戦の女傑相手でも期待大。降雪の影響で少なからず調整に誤算が生じたビービーガザリアスとヤマノミラクルの金沢勢の巻き返し、かれこれ9走連続連対中のカラジャスも格上挑戦ながら楽しみな素材だ。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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