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【開催見解】第7回園田競馬前半(6/22~24)

 先々週は逃げ馬、断然有利だったのに先週は一変して差し馬向きの馬場。これが木曜日の中盤戦から大きく目立ち始めた。そんな中で行われた第17回兵庫ダービー。一番人気マイタイザンの楽逃げを許さなかったのは前走、兵庫CSでも2番手から果敢に攻めたエイシンニシパだった。結局、このニシパのジャブが大きく応えタイザンは直線、馬群に沈んだ。替わって先頭はニシパ。あのハイペースの中、先行グループで最後の最後まで渋とく粘ったのはこの馬だけ。結局は2着だったが、最大限に持てる力をアピールしたのはこのニシパだったかも知れない。しかし、勝負は勝たないことには意味がない。大舞台で完全復活を決めたのは園田ジュニアカップ優勝馬ノブタイザンだった。相 変わらずスタートが甘く、道中もややもたついた。しかし、直線一気のごぼう向き。展開も味方したとはあれほどの脚を使うとは…。騎乗した木村Jはこれでここ6年間の間に5度ダービージョッキーに輝く快挙。人馬とも格好良すぎるではないか。このあとは7月ジャパンダートダービーを目指して調整されることに。

 

 サテ今週も園田競馬は水、木、金曜(22~24日)の3日間開催で24日がその金ナイター。今週のゲストは総合格闘家の小川直也さん、場内イベントステージではトークショーも行われますのでお楽しみに。でその日のメインはA1級の1700m戦。兵庫大賞典2着アクロマティックが1カ月半ぶりにスタンバイ。乗り込み量は十分だけにまず実績通りの走り披露だろう。前走大捲りを決めたヴァー ゲンザイルは背1kg増の57になってあの末脚再現となるかどうか。久々に田中J騎乗となるオーケストラピットも最終追い好走で態勢は整った。ようやくA1級に戻ってきたトーコーヴィーナスは背52kg。マッハタイザン、エーシンザヘッドあたりも1週前の追い切りで好時計を刻んだ。

 

 23日はA2級の1870m戦がメイン。主役は力の違いでB1級連勝したエイシンイースト。まだまだ伸び代十分で昇級の壁は皆無。ここも単なる通過点だろう。焦点は次位争い、単騎逃げに持ち込めそうなトウケイロイヤルがその筆頭だが、勝てないながらも下原Jとの相性抜群のキョウワリスキー、堅実駆けモンスターバローズもそこまで大きな差はない。転入初戦キンショウータイムも近走成績が案外とは言え気になる存在だ 。

 22日はB2級の1400m戦がメイン。エンジェルラダーは相手なりの走りが身上、久々勝利の前走は同日のB2級タイムを遥かに上回っただけに昇級戦でも即通用と言うことになる。トウケイファイターの前走は勝ち馬にうまく内をすくわれただけ、雨馬場が気になるものの状態の良さでクリアか。エンジェルミディの前走は外枠が影響、この枠ならギリギリうまく立ち回れそう。前走のマルモグリフィスは向正面から3角にかけていい感じで進出もまともに前が壁になってしまった。スムーズに捌ければソロソロ怖い。イダスは木村Jとのコンビ、休み明け2走目でもあり大幅前進十分だろう。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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