【開催見解】第8回ばんえい十勝(7/23~8/1 重賞:ばんえい大賞典)
第8回ばんえい十勝
第41回ばんえい大賞典(BG3) 3歳オープン別定 7月31日9R
出走予定馬
○アアモンドヒューマ (660キロ)
○アラワシキング (670キロ)
○ウンリューゴールド (670キロ)
○キタノリュウキ (670キロ)
○グレースゴールド (650キロ)
○サクラダイチ (670キロ)
○ツルイテンリュウ (670キロ)
○プレザントウェー (670キロ)
○マルミゴウカイ (670キロ)
○ムサシブラザー (670キロ)
【解説】3歳クラシックの初戦。ハンデ戦で行われるため格下の軽量馬の台頭もある一戦だが、今年はハンデ差がなくデキの良さと実績で判断できる。参考はとかち皐月賞ととかちダービーの2戦。最有力とみているのが、とかちダービーを勝ったムサシブラザー。2着以下に11秒差をつけた内容は強いのひと言。とかち皐月賞では仕上がりの差があったが、今は上のクラスでも連続好走しているようにデキに不安はないし、重賞初制覇の期待が持てよう。
相手筆頭にはとかち皐月賞を勝ったキタノリュウキ。とかちダービーでは2着に終わったが、出脚で置かれたのが敗因。その後はスムーズな競馬ができているし、逆転は可能である。その他では実績面でイレネー記念2着馬のアラワシキング。目下3連勝中と本来の姿に戻っており、怖い存在に。今季一番の成長株であるウンリューゴールド。障害巧者のサクラダイチも注意したい。
第34回ビッグウエイトカップ 3歳以上選抜別定 7月25日10R
出走予定馬
○オレノココロ (690キロ)
○センゴクエース (680キロ)
○チヨノタカラ (660キロ)
○テンカムソウ (660キロ)
○トレジャーハンター (680キロ)
○ニシキエーカン (680キロ)
○ハクタイホウ (690キロ)
○フクドリ (680キロ)
○ブラックニセイ (660キロ)
○ホクショウメジャー (670キロ)
【解説】前回の出走時に計測した馬体重が重い順で上から10頭を選抜した一戦。各馬、1100キロを超えているため迫力のある名物レース。今年は一線級からも2頭参戦しており、例年にないくらい注目が集まりそう。主役はセンゴクエース。昨シーズンから5連勝中。今シーズンは開幕で一線級相手に完勝と能力の高さを証明しており、前走の柏林賞でもトップハンデで圧巻の内容。中間も入念に乗り込まれており、仕上がりに関しては万全。680キロならスピード一気が可能である。
相手筆頭は同厩舎のオレノココロ。こちらは北斗賞後のため疲れは多少残ってはいるが、この組み合わせならハンデ頭でも力は一枚上。膝さえ折らなければセンゴクエースとの一騎打ちとなろう。その他では甘さはあるが、障害巧者のトレジャーハンター、ホクショウメジャーあたりが有力。
競馬ブック 定政 紀宏