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【開催見解】第6回盛岡競馬(7/23~8/1 重賞:すずらん賞、せきれい賞)

【開催見解】第6回盛岡競馬(7/23~8/1)

 

 平成28年度の第6回盛岡競馬は7月23日から前半3日間、7月30日から後半3日間の計6日間開催される。

 

 初日(23日)の注目レースは第9競走に予定されている、3歳A級による一般競走『いさわ水の郷夏まつり賞』ダート1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は11頭。

 実績順にまずはサプライズハッピーだが、牝馬で57kgという厳しい負担重量。先週、古馬相手に重賞・フェアリーカップを使った(3着)ばかりでもあり、ここは回避の可能性が高いか?

 同じく57kgのトドイワガーデンは前開催の1000m重賞・ハヤテスプリントを制覇。こちらも今開催は無理をしない可能性も。

 牝馬で55kgのチャイヨーは水沢1400mの重賞・ウイナーカップを制し、ハヤテスプリントは回避。地力強化中の大型馬で追いかける一手か?

 以上が実績上位馬3騎だが、もっとも注目したいのは目下5連勝中のフォールドイン。転入以来、馬券の対象から外れていないビクターウィナーと、上がり馬と前記実績組の対戦が実現すれば興味深い一戦となる。

 

 2日目(24日)のメインレースは古馬B1クラスによる特別競走『レインボーカップ』芝1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は14頭。

 中心は7月9日に行われたレインボーカップターフチャレンジ(盛岡芝1700m)で好勝負を演じた1着馬・ダイワコンプリートと2着馬・ロケットボールの2騎。前者はデビュー2戦目・東京芝1600mの未勝利戦を勝ち上がった芝適性を証明した形。後者はB2ランクだが、4走前から芝路線に転じて1、2、3、2着。前々走の3着はオープン重賞・かきつばた賞(盛岡芝2400m)であり、ここにきて一気に芝適性を開花させてきた。

 他では中央馬相手の指定交流を中心に芝実績があるピアノコンチェルト、レディアントデイズが巻き返し候補。また、岩手では芝を使われていなかったケイジースワローの登録もあり、芝でどんな走りを見せるか興味津々。

 

 後半週。4日目(30日)のメインレースは3歳以上オープン馬による重賞競走『第39回すずらん賞』ダート1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は15頭。

 盛岡マイルの交流重賞・シアンモア記念1、2着の実績を持つライズラインが宿敵・ナムラタイタン不在なら受けて立つ立場となるが、これと前走・七夕特別でクビ差の好勝負を演じたメテオライト、さらにはツクバコガネオー、アイディンパワー、ヒミノコンドル、シークロムといった実績馬が転入2戦目を迎え、予断を許さない局面に。また、岩手11戦9勝の素質馬・モズフウジンがB2クラスから勇躍エントリー。楽な相手ではないが、どのようなレースを見せてくれるか注目の一戦に。

 なお、この競走の1~3着馬には9月11日に行われる重賞『青藍賞』への優先出走権が与えられる。

 

 5日目(31日)のメインレースは3歳以上オープン馬による重賞競走『第38回せきれい賞』芝2400m。フルゲート=14頭に対して登録馬は17頭。

 ダイワマッジョーレの登録がないなら主役は高い中央実績を有するブレイズアトレイルだろうか? 前哨戦・かきつばた賞(盛岡芝2400m)は超スローペースで逃げたブレークビーツをハナ差掴まえられなかったが、今回は同じテツは踏まないだろう。相手はそのブレークビーツ、芝の世代重賞を総ナメにする3歳馬・サンエイゴールドと見られるが、4騎がエントリーしてきた他地区からの遠征勢もなかなか強力。

 大井のモンテエンは中央芝5勝馬で2200mに勝ち鞍がある。浦和のハーキュリーズは中央芝4勝馬で2000mに勝ち星。同じく浦和のビームライフルは中央芝3勝馬で2000m2勝の実績。また4歳馬・パーティメーカーは昨年の東京ダービー2着馬。最近は不振のようだが、芝は盛岡コースでジュニアグランプリ勝ちがある。

 なお、この競走の1~2着馬には8月14日に行われる重賞『桂樹杯』への優先出走権が、1着馬にはさらに9月25日に行われる重賞『OROカップ』への優先出走権が与えられる。

 

 

(文:エイカン 内山達明)

 

岩手 エイカン

 

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