【開催見解】第7回川崎競馬(8/21~8/24 重賞:スパーキングサマーカップ)
平成28年度第7回川崎開催は8月21日(日)~8月24日(水)の4日間開催。
初日のメインは「くろうま賞」1600メートル
ポッドガゼールは今年のユングフラウ賞で2着好走。その後も南関東三冠レースで6→5→6着と秘めるポテンシャルはこの世代トップクラス。
この舞台は2走前こそ自己条件で3着と結果が出なかったが、改めて見直したい。
遠征馬ではB3クラスでも好走歴十分のダージーパラダイス、ノーネームホース、マイネルエリジウムらが強力で4強態勢か。
2日目のメインは「秦野名水 第1位記念」1600メートル
地元の有力馬は休み明けで完調手前だった前走でも差のない2着と地力の高さを示したオーラゼウス、相手関係を問わず川崎コース〔3412〕と堅実なジュリエットレター、前走5着もこの舞台〔5002〕と適性確かなバウトナカヤマ。
上位拮抗で難解だが、5連対中の勢い魅力のガリャルダ、3連勝中で川崎コース〔1121〕と相性もいいアラマサルが遠征組では有力。
3日目のメインは「週刊ギャロップ 葉月杯」1500メートル
グランプリナイトは準オープン4→4→3着と常に上位争い。脚質に幅もあることから今回も大崩れはイメージしにくい。前走7着と案外だったサトノアビリティもデキ落ちなく、転入後2連勝した内容からも見限りは早計。地元勢では500万中央交流戦V2達成のストロングジーンに注目。
4日目のメインは「第13回 スパーキングサマーカップ(SIII)」1600メートル
交流重賞マーキュリーカップで2着奮闘したタイムズアロー。
初コースも心配ないタイプで千六も許容範囲。前走で示した底力を素直に信頼できそう。トライアルで断然人気馬と差のないレースを演じたノーキディング、サンタアニタトロフィー3着のアメージングタクト、大井記念圧勝したケイアイレオーネも出走してくれば当然注目。
文 日刊競馬 津田英憲