【開催見解】第18回園田競馬後半(11/29~12/1 重賞:園田金盃)

 先週水曜日に行われた兵庫ジュニアグランプリは門別ローズジュレップの完勝。ネコワールドが作ったハイペースに付いて行ってもまったく脚色は衰えなかったのだから相当な能力か。まぁそれにはうまく外へ出した川原Jの手腕もアシストしたのだが、逃げたネコが6着まで沈んだのだから遥かに想像を上回る強さだった。このあとは来月14日の全日本2歳優駿、鞍上も今回と同じ川原Jに依頼したとのこと。サテ今週も園田競馬は重賞が行われ1日木曜日が第59回園田金盃。例年通りファン投票&記者選抜で行われるレースだが、ファン投票1位となったトーコーヴィーナスは来週の船橋クイーン賞遠征が控えており回避、同2位のマイタイザンもリフレッシュ放牧に出されたため回避と なった。しかし、今年重賞3勝アクロマティック、サウスウインド、同2勝エーシンクリアーにとっては年代表馬の座がかかる大きな一番、ご期待下さい。他の出走予定はバズーカ、バレーナボス、マークスマンなど。またこの日には2歳アッパートライ戦も行われ大器と言われる1戦1勝ハイブログが3カ月半ぶりに戻ってきます。こちらもご注目を。

 

 そしてその前日(30日)には自場デビュー馬限定のアッパートライ競走、ここにはマイタイザンの半弟イオタイザンが出走する。1700メートル戦を待って前走後は十分すぎるぐらい乗り込んだ。期待馬がいよいよ初勝利を挙げるか。

またメインはA2級の1400メートル戦、夏以来、勝っていないものの高レベルの走りが続くアサクサセーラに久々Vの期待が膨らむ。メンバ ー的にも2番手までは確実だろうし、早め先頭からの押し切りが濃厚。センペンバンカ、キングブラーボは共に展開面に左右されやすいところがあるが、底力は十分。型に嵌れば逆転まで。トウケイアローも相変わらずの好調教で上位4頭の争いか。

 

 29日のメインはB1級の1230メートル戦。前走、決して先行有利とは言えないペースで2番手から押し切ったトウケイダンディの連勝濃厚と見るが、伏兵馬も多く上位拮抗の一戦となりそう。最も気になるのがタントタント、叩き2走目で1230メートルはベスト条件、しかも順調さでも前走を遥かに上回っているだけにペース次第で前残り十分。次いで背定量に戻るスナークエンジェル、前走はスタート直後の隣枠馬との接触が痛かった。コスモキーマンはJRAからの転入馬、 近走成績は案外でも追い切りではさすがの動きを披露しただけに転出を機に大復活か。鞍上もいきなり木村起用だ。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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