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【開催見解】第9回船橋競馬(12/5~9 重賞:クイーン賞)

2016年12月4日

 12月5日(月)から9日(金)までの5日間で行われる船橋開催のメインレースは12月7日(水)に行われる第62回クイーン賞(牝馬オープン交流重賞 1800m Jpn2)。ここは一昨年の覇者で、昨年2着のトロワボヌールが有力。前走JBCレディスクラシックでは5着と案外だったが、船橋競馬場では崩れがなく軸には最適。相手筆頭は1000万特別、1600万特別と牡馬相手に連勝しているマイティティー。地方向きの素軽い先行力があり、逆転まで有り得る。あとはJBCレディスクラシックは競走除外となったが、素質高いララベル。関東オークスの覇者タイニーダンサー、マリーンカップの覇者ヴィータアレグリアもハンデ差を生かせれば巻き返しは可能だ。あとは地元の快速馬で昨年3着のノットオーソリティ、道営記念の覇者タイムビヨンド、力付けた3歳馬リンダリンダあたりも恵まれれば上位争いに加われそう。

 

 12月5日(月)のメインレースは里神楽スプリント(B1以下 1000m)。ここは大井の短距離戦線で揉まれて力をつけているニシノラピートが狙い目。元中央馬なので初コースは苦にしないし、この距離短縮も問題ない。相手は名古屋に遠征して3歳牝馬重賞で2勝しているクラトイトイトイ。逃げ馬イメージだが、短距離に限っては差す競馬もできる。夏馬の印象のカベルネフランの前走の走りは高く評価できるし、スピードあるトーションビームもこのクラスなら通用して不思議はない。力付けたルックスグー、差し脚鋭いムービングライト、この距離向くラピダメンテ、クインズカリナンなど伏兵馬も多数揃っている。

 

 12月6日(火)のメインレースは総の国オープン(オープン地方交流 1600m)。ここはなかなか難解なレース。JBCレディスクラシックは惨敗も、調子落ちは見られないプリンセスバリューが狙い目だ。京成盃グランドマイラーズ2着の実績から牡馬相手に互角の戦いができることは既に証明されている。相手は埼玉新聞栄冠賞で果敢に先行して見せ場を作ったケンブリッジナイス。3歳時の京浜盃を圧勝したオウマタイムは、前走短距離戦を使ってピリッとして復調気配。力量的に巻き返しが期待できる。あとは道営のバンブーリバプールとヘブンズゲート。課題は多いが、力量的には通用する。オープン特別ならまだ通用するトーセンアドミラル、8月にサンタアニタトロフィーを制したリアライズリンクスもこのメンバーなら上位争いに加われる。

 

 12月8日(木)のメインレースはアクアライン特別(A2下 1700m)。ここは前走ほぼ同条件を快勝しているスコペルタが有力。距離延長は望むところで、連勝も十分。前走は後手を踏み後ろからの競馬になったバースフォンテンは、本来の先行策が取れれば巻き返しは可能。地元に戻ってアサヤケ、クラウンカップの勝ち馬で、前走3歳準重賞スターバーストカップで2着のガーニーフラップ、休み明けを叩かれたゴーオン、長期休養明けでも力を秘めるトラバージョ、前走は惨敗も素質は互角のハイパーチャージあたりも上位進出が有り得る。

 

 12月9日(金)の船橋のメインレースは柊特別(B1二組 1600m)。ここは4歳馬らしい成長を見せているアラマサルが中心になる。差し馬の割りに走りは堅実で、どんな流れにも対応できる。休み明けを叩かれたアクションバイオは既にこの条件で2着の成績があり、変わり身を見せそう。格上相手で末脚不発だったノースフォンテンは地元のこの距離なら思う存分力を発揮できるし、アテにはできないがツルオカハチマンや、復調気配のスターローズ、決め手あるキタサンオーゴンやクローザーあたりもマークが必要だ。

 

 

(勝馬 山形宗久)

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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