【重要】住所等ご登録情報をご確認ください

【開催見解】第22回園田競馬後半(1/9~12)

 まずは年末年始の3重賞の回顧から。28日兵庫ゴールドトロフィーは今年もまたJRA馬ニシケンモノノフの完勝だった。これでJRA勢の勝利は創設時から16年連続。2着ドリームバレンチノ、3着ノボバカラはこれまたJRA、兵庫県馬が勝つことは今後あるのだろうか、首をかしげたくなるばかりである。大晦日の園田ジュニアカップは2戦2勝マジックカーペットが完成度の違いを見せつけた。同馬には◎を打っていなかったのだが、パドックであの姿を見たときにはやられた…と思った次第。まだまだ強くなる資質、要素十分だ。正月3日のハンデ重賞、新春賞はエイシンニシパとタガノトリオンフ、壮絶な叩き合いの末、ハナ差ニシパに軍配。引退が翌日に迫った橋本忠師へ見事 なはなむけ勝利となった。涙々の表彰式も実に感動ものでした。天候にも恵まれたし、この年末年始シリーズは大いに園田をアピールすることができたのではないか。今週は9~12日(月~木曜)の4日間開催。強行日程だけに全体的にやや頭数は少なくなるかもしれないが、盛り上がっていただきたい。期間中のメインは11日に行われるA1級の1400メートル戦、しかし重賞直後ということでメンバーは手薄、常に善戦トリニティチャーチ、マークスマンあたりにチャンスか。叩き3走目を迎えるユウキエナージーにもソロソロの期待がかかるし、実績十分アドマイヤロイヤルもこのメンバーならもう奮起しないと。

 12日はB2級の1400メートル戦がメイン。中心は5カ月ぶりをひと叩きされたエイシンシンタ、前走が好反応の 3着、今度は当時以上必至だ。アネラノヘアは5カ月ぶりの一戦、しかし、ポン使いの効くタイプだし、園田6戦5勝の好センスからもいきなり勝ち負けに。一騎打ちムード大だが、レース振りが良くなってきたダイワジャストも一考。

 10日はA2級の1700メートル戦がメイン。22日の1870メートル戦2~6着馬の再戦が濃厚だが、最もチャンスありは定量56キロに戻るトウケイアローか。ビーチブレイブは前走最先着の2着、ただ終始、内回りでまったくロスのない競馬だっただけに外め回りになったときにあんな競馬ができるかどうか。ブリヤンは馬体絞り込みが先決、520キロ台前半にまで絞れていれば。エンドオブジアースは前半ど位置が取れるかかカギ。決め脚のある馬ではないだけに極力、前々で競馬をしたい。

 9日は B1級の1400メートル戦がメイン。転入初戦となるラガーギアチェンジが好仕上げを見せるだけにいきなり能力全開となりそう。ジョウショウキセキはレース巧者、前走は内枠が堪えた感もあっただけに大外枠は大歓迎。クラウドチェンバーは降級、距離短縮で一変の余地ありそう。前走がなかなかしぶとかったメッサーウイング、逃げ脚冴えるオトコギも圏内。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

競馬キンキロゴ

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞