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【大井】競馬専門紙記者の重賞予想(2/15 金盃)

2017年2月14日

「冬空に輝くのはオリオン座」

 

 明け7歳で転入緒戦を迎えるオリオンザジャパン。近走で大きく崩れたのは芝のアンドロメダSだけ。秋のダート2戦では川崎記念4着のミツバに後塵を拝しているが、これを物差しに考えれば南関重賞はおろか交流重賞でも十分活躍が可能とみる。肝心の仕上がりも大井入厩後はジックリと乗り込まれ調教量に不足はないし、二千付近を主戦場にしていたとあれば距離に不安もない。今後を含めて勝ちっぷりに注目したい。

 

 これを迎え撃つのは前走報知AC2着と調子を上げてきたクラージュドール。未だ南関未勝利は歯痒いところだが、ダイオライト記念4着など距離二千以上での走りは安定感がある。母の兄にステイゴールドがいる血統馬で元々素質を高く評価されていたわけだし、昨冬にオリオンザジャパンと似た戦績で転入してきたという経緯も興味深い。

 

 勢いという点ではホッカイドウ競馬から転入後、5戦負けなしで重賞へ歩を進めたきたレイディルアレナが一番。初のオープン級でのレースとなるが、抜群の馬っぷりから繰り出されるスケールの大きな走りはすべての不安を一掃する可能性も。

 

 交流重賞では崩れたが、南関同士なら実力最右翼の古豪ユーロビート。スタートがカギになるキープインタッチも距離二六なら挽回が可能。意表を突く逃げの手で粘った東京記念の再現があればストウディウムの一発があるし、52キロの軽量を存分に生かせばタイムビヨンドの台頭も十分。

 

◎オリオンザジャパン

○クラージュドール

▲レイディルアレナ

△ユーロビート

△キープインタッチ

△ストゥディウム

△タイムビヨンド

 

(ケイシュウNEWS 石井 一治)

 

 

 

ケイシュウ

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