【開催見解】第24回ばんえい十勝(2/18~2/27 重賞:チャンピオンカップ)
第24回ばんえい十勝
第38回チャンピオンカップ(BG2) 4歳以上選抜別定 2月26日10R
出走予定馬
○アアモンドセブン (790キロ)
○アスリート (760キロ)
○オレノココロ (840キロ)
○キサラキク (790キロ)
○コウシュハウンカイ (820キロ)
○ツルイテンリュウ (770キロ)
○ニュータカラコマ (820キロ)
○バウンティハンター (780キロ)
○フジダイビクトリー (820キロ)
【解説】
重賞競走優勝馬による一戦。ひとクラスにつき10キロのハンデとオープン格は今季の収得賞金が120万につき10キロの加増となるため、最大でハンデ差は80キロ。しかし、軽量の牝馬が勝った前例はなく、牝馬の勝ち馬はすべてオープン格付け。若馬の台頭も何度かあったが、実績面と経験値でやや厳しい。やはり一線級同士の争いとなりそう。現段階で有力視しているのは何頭かいるが、その中で最も注目しているのがオレノココロ。このレースは2連覇中でいずれもハンデを背負ってのもの。帯広記念をトップハンデで克服しており、3連覇の期待は大きい。次に注目するのがフジダイビクトリー。過去2年はハンデに泣かされ結果はひと息も今年は20キロ軽い820キロと逆転の目は十分にありそう。その他では2年連続2着のコウシュハウンカイ。安定感のあるニュータカラコマ。牝馬ではドリームエイジカップを制したキサラキクにも警戒したい。
ウィナーズカップ 4歳以上選抜別定 2月19日10R
出走予定馬
○アサヒリュウセイ (760キロ)
○カイシンゲキ (780キロ)
○キタノタイショウ (780キロ)
○サクラリュウ (760キロ)
○セイコークイン (760キロ)
○ダイコクパワー (760キロ)
○トレジャーハンター (780キロ)
○ニシキエーカン (770キロ)
○ホクショウユウキ (770キロ)
【解説】
指定特別優勝馬による一戦。チャンピオンカップ同様にクラスハンデとオープン格付けは120万に10キロのハンデがつく。最有力馬はアサヒリュウセイ。仕掛けの差が激しく着順に変動はあるものの、全能力を発揮すればこの中でも通用するだけのものは持っている。1月5日の金杯がそれだし、前走の内容からも前3走が能力を発揮しなかったことを証明するもの。上と20キロ軽い760キロは恵まれた条件であり、普通に考えれば軸は不動。しかし、上記で述べた不安もあるので実績上位のホクショウユウキも互角の評価を。使いつつ上昇を示しており、前走の勝ちっぷりからも本来の姿に戻ったようだ。その他では堅実振りが光るサクラリュウ。上で揉まれて成長著しいカイシンゲキも上位争い。実績一番のキタノタイショウは目標がばんえい記念ですでにその稽古を始めており、仕上がり面でやや不安を残す。
競馬ブック 定政 紀宏