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【開催見解】第13回高知競馬(12/22・23・25・30・31・1/1)

2013年12月21日

 高知競馬は第13回開催がスタートする。今開催は22日〔日〕、23日〔月〕、25〔水〕、30日〔月〕、31〔火〕、1月1日〔水〕の6日間開催。年末でもあり変則も変則である。3月の日程を考えるとまだ可愛いものだが、まさに競馬づくし。しっかり楽しみたい。

 

今開催のハイライトはやはり23日〔月〕の第6レース、2歳王者決定戦、第35回金の鞍賞、大晦日の第44回高知県知事賞。今後の高知競馬を盛り上げるであろう若馬と、これまで高知競馬を盛り上げてきた面々によるビッグマッチだ。金の鞍賞に関しては後ほど展望のコーナーでも触れるが、今年は大混戦ムード。マインダンサーやアラマサシャープがいた昨年、ヒロカミヒメがいた一昨年とは正反対に、どの馬が勝っても驚けない一戦である。北海道デビューの実績組が軒並み転入後は苦しんでおり、予想も馬券も実に難解だ。

 

高知県知事賞はまだ正式にメンバーが発表されておらず、詳しいことは分からないが、昨年の覇者グランシュヴァリエは出走の意向。下組から挑戦してきそうな中にも楽しみな馬もチラホラいて、なかなか見応えがありそうだ。しかし最大の関心事はマウンテンダイヤの出否か。乗り込めるタイプではなく2400mの長丁場向きとはいえないが、現在オープンを3連勝中。特に前走は58キロの酷量を背負ってグランシュヴァリエを寄せつけない走りを披露している。同厩舎の長距離砲ザグが現在、調子を落として今週も出走がなく、このまま知事賞も使えないとなればマウンテンダイヤが使ってくる可能性もあるだろう。とにかくスピード、勝負根性は近年でも屈指の存在。結果どうこうではなく、何とか出走に踏み切って欲しいと思う。登録メンバーの発表日である26日を待ちたい。  

 

今開催は競走馬だけでなく、ジョッキーの話題も豊富だ。今週から遂に佐原秀泰騎手が高知競馬に復帰する。以前は高知所属として活躍していた佐原騎手は、その後福山競馬に移籍。同競馬場の廃止に伴い南関東に活躍の場を求めたが、再びデビューの地に戻ってきた。様々な事情がありレース復帰には時間を要したが、乗り馴れた高知の馬場で是非活躍して欲しいと思う。先週は韓国から戻ってきた嬉勝則騎手も騎乗を開始しており、これで福山競馬場からは下村瑠衣騎手を含めた3人のジョッキーが高知の所属に。一時はジョッキー不足に悩まされていた高知競馬だが、随分と潤ったもの。もう大丈夫か。  

 

さてそれでは今回のレース展望に移りたい。今回は23〔月〕のメイン第6レース「第35回金の鞍賞」〔サラ系2歳 1400メートル〕。今年は本当に大混戦。どの馬が人気になるのかから難しい。

実績組でいえば道営3勝のアベニンレジーナ、同2勝のニシケンムート、マルチドラゴン。このあたりが転入後も好成績を残していればある程度絞れるが、いずれも走りがもうひとつ。高知の馬場に慣れ、本番で本領発揮となるのかどうか。  

ニシケンメイピンやクロスオーバー、マルチヴィグラスの道営1勝組はなかなか活躍しており、高知の馬場でも勝利を挙げている。内容のインパクトはマルチヴィグラスか。コンビの西川騎手は2連覇中であり、最もマイナス材料がないように思うが。  

やっかいなのが道営未勝利組。現在3連勝中のエイシンカシオペアや、マルチドラゴンを敗ったエイシンオオゾラは侮れない。距離適性でいえばオールラウンドも魅力がある。   

その他にも有力馬は多数おり、今年の金の鞍賞は難解を極める。馬券的に妙味があるとはいいづらいが、たまにはこんな年もいいだろう。さて、どの馬が2歳王者となるだろうか。  

 

 

 

中島競馬号

 

 

 

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