【開催見解】第19回佐賀競馬(2/8~2/16)
第19回佐賀競馬は2月8日(土)9日(日) 11日(祝火) 13日(木) 15日(土)16日(日)の6日間で行います。
注目のレース【4日目】2月13日(木)
農林水産大臣賞典 第41回佐賀記念(Jpn3) サラ系4歳以上OP 2000m
佐賀の祭典、佐賀記念(Jpn3)の季節が今年もやってきた。2月に入ってはそれ程の冷え込みもなく、日中は暖かい。
今年もJRA馬が優勢だが、【ソリタリーキング】に期待したい。前走は思った程に伸びてないが、多少間隔も開いていたし、JCでの激走の疲れもあったかも。昨年のJBCクラシックではホッコータルマエに0.4秒遅れの3着と踏ん張っている。日本テレビ盃・マーキュリーCでもエーシンモアオバー・ランフォルセに先着。主力支持。昨年佐賀記念2着【エーシンモアオバー】は佐賀の小回りコースが合う。【ランフォルセ】も浦和記念勝ちは光るし、崩れてないのも底力ある証拠。その後だが【ナムラタイタン】【フリートストリート】とJRA勢が続きそう。
地方馬では園田代表【オオエライジン】が筆頭か。昨年の佐賀記念は5着に終わったが、勝ち馬から0.3秒差と大きな差はない。前走は報知オールスターカップ勝っているし、馬券圏の食い込みは十分。
地元では【デュナメス】だが、持ち時計での差は感じるし、何処までやれるか。
【1日目】2月8日(土) 第1回如月賞(S2) サラ系3歳以上OP 1400m
如月賞はBクラスメンバー。距離1400m。10頭の登録。
特別5連勝中【ゴールドペンダント】。快速馬【タカノアラエビス】の対決ムードだ。4歳同期だし、ここでの対戦は面白い。この距離は崩れない【コスモウィロー】続くだろう。【シゲルミカン】【エルダリオン】も最後は渋太いし、流れ次第では絡んでくる。新規馬【プラティーヌ】【シゲルコウマザ】不気味。
【2日目】2月9日(日) 第1回背振山賞(S2) サラ系3歳OP 1750m
背振山賞は3歳OP。距離1750m。10頭の登録。
花吹雪賞(2)着馬【セリオ】ここも勝ち負け。前走はスローペースでの差し遅れ。今度は決めたい。【タケノペガサス】はアッサリV決めたし、距離の不安もない。逃げ・2番手の流れだと再度V争う。【スーパーレインボー】も最後方から一気に脚使っていたし、脚を溜めての走り見せた。成長感じる。【カーネルキッス】は道営2勝馬だけに底力で上位。ペース次第では距離もこなすだろう。【プレミアムフレンチ】も2歳時から一線級で闘っていた力量。注意必要。
【3日目】2月11日(祝火) 梅花特別 サラ系B-1組 1750m
梅花特別B-1組。距離1750m。9頭の登録。
【シャイニーフェイト】は移籍後を7勝挙げたし、2着を外してない辺りは底力感じる。負かした相手だし、今度はV決める。【トップザバード】は移籍後を2戦叩いて32着と上積み見せている。差は縮めて来るはず。【カレンレッドロック】も走りは安定しているし、最後はキッチリ詰めてくる。互角の走り出来るはず。その後は【ダンスインザスカイ】【ホーマンルッツ】か。
【4日目】2月13日(木) 第18回JRA交流たんぽぽ賞(S1) サラ系3歳九州産 1400m
たんぽぽ賞は3歳九州産。距離1400m。12頭の登録。
筆頭は【テイエムボッケモン】か。距離はほしいタイプの様だが、1800mダ42着する走りだと一歩抜けた存在。【カシノレント】は笠松交流で1400m1.28.9で押し切っている。スピードあるだけに好勝負出来そう。【テイエムサンキュウ】は前走ミヤマキリシマSTで差し切る末脚。ダートの適性もあるし上積みも十分か。【キリシマホーマ】はダート初めてもこなせれば上位の能力。その後は【カシノタロン】か。地元の【クラトリアゲイン】も自分の競馬が出来れば渋太い。
【5日目】2月15日(土) 第2回唐津湾賞(S2) サラ系3歳以上OP 1800m
唐津湾賞はA1・2準OPメンバー。距離1800m。9頭の登録。
新規馬【ドリームゴスペル】JRA4勝1600万駆けの能力。2000~2500m芝で勝っているが、3歳時はダート戦も使われていた程だし、こなせない事はなさそう。戦歴でいきなりも中心馬となりそう。迎え撃つのは【マコトタンホイザー】か。4歳馬だし、まだまだこれかの馬。好馬体からも更に力つけそう。【コスモガラサ】も末脚で負けてない。距離も合うし、前走以上に動きそうだ。昨年11月以来の実戦となるが【レイズミーアップ】はデュナメスと互角の走り見せていた力量。仕上がれば勝ち負け。【ゴールドマイン】【キタサンツバサ】も大きな差はない。流れ向くと絡める。
【6日目】2月16日(日) 立春特選 サラ系C2-1組 1400m
アメジスト特選サラ系C1-1組 1750m
立春特選はC2特選レース。距離1400m。10頭の登録。
移籍後を6連勝中【ブラボーデジタル】が中心となりそう。レース毎に走りは力強くなっているし、成長も感じる4歳馬。連勝伸ばせる。続くのは【マサノハイタッチ】か、昨年12月にブラボーデジタルに0,6秒差の2着と敗れているが、今の充実振りだと差を詰めそう。【グッドサークル】も高知からの移籍後を21着と力強い走り見せている。【カシノハッピー】も末脚はいいもの持っているし、ローテーション的に前走以上は確か。注意したいのは【マイネルピルグリム】【グランデラポール】。
アメジスト特選はC1特選レース。距離1750m。10頭の登録。
【ウィロー】見直したい。距離は問題ないはずだし、初戦は37秒台の末脚も使っていた。【キョウワカイザー】は前走はスタートで後手を踏んだのが最後まで応えた。【ブレイクアパス】もまだやれる力量だし、休養明け3戦目は本来の脚使うだろう。【カシノアラシ】は休み明け3戦目でキッチリ変わって来た。勝ち馬が抜けてチャンスか。3歳馬【ケンシスピリット】は初の古馬戦となる。このメンバーで何処まで通用するか楽しみ。【リネンベッテル】も距離はこなせるし、ここでも大きな差はない。
(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)