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【開催見解】第26回名古屋競馬(3/4~7)

2014年3月3日

第26回名古屋けいばは『スプリングカップシリーズ』と銘打って、3月4~7日までの計4日間で開催されます。

ここでは各日のメインレースの展望を述べたいと思います。

 

初日のメインはB-1組の【うお座特別】1400m

 前走勝ち馬がズラリと並んだ勝ち組の特別戦で、しかも連続連対中の馬が多くて目移りするようなメンバー構成。

その中でも、前回の同鞍を6馬身差で圧勝したローレルマヌエルの勢いは際立ちます。スピードで押すタイプで、距離が1400mになるのはむしろ好都合。今回も圧勝するようなら今後の躍進は約束されたようなものです。

ただ、前述したように好調馬がそろいました。再転入戦を完勝したマコトクオバディス、2走前に出遅れながら1馬身差まで迫ったゴールドピューマはかなりの強敵になりそう。他にもレース巧者マイネルコイヌールなどは上位に食い込む力を持っていると思えます。

 

2日目のメインはA-3b組の【ムスカリー特別】1600m

 ここは昇級2走目のナムラガンリュウが中心に最適とみます。切れよりもしぶとさを身上とするタイプで、成績ほどマイル戦が不得手とは思えません。少なくとも前回よりは戦いやすい条件といえます。前半をロスなく乗り切れれば、勝機はグッと近づくはず。転厩戦となるエーシンフルハウスは前走で惨敗していますが、交流戦を4着にまとめたこともあり、この相手なら大きく変わってきても驚けません。仕上げに定評のある角田厩舎のケンブリッジシーザも、環境が変わったことがいきなり吉と出る可能性は十分にあり、警戒しておきたい一頭です。

 

3日目のメインはA-1組の【コーラルオープン】1600m

 梅見月杯、オッズパークグランプリの直後ということもあり、やや小粒なメンバー構成になった印象です。このような情勢ならノゾミカイソクを信頼してよさそうです。前開催はあえてA-2組に出走して圧勝。すでにオープンクラスでメドをつけており、発馬さえまともなら結果がついてくるはず。当面のライバルはメモリージルバで、2走前と同様にマークされる形になるとかなり厄介な相手でしょう。

 

4日目はシリーズメインの【スプリングカップ】SPII1400m

 昨年までは3歳クラシック前哨戦の意味合いがあったレースでしたが、今年は1400mに距離が短縮されたぶん、波乱の要素が濃くなった感じがします。人気は転入後、5戦4勝2着1回のドクターナイーヴが集めそうです。ただ、重賞ともなるとペースが違うので、全幅の信頼を置くのはどうかとみています。末脚がしっかりしているピースフルリバティは、気分良く追走

できれば2走前のようなことはないはずで、巻き返しの期待は十分でしょう。地元の名古屋勢では他にトーホウボンバー、ホウライナデシコあたりも圏内が望めそう。3連勝と勢いに乗っているアベニンジュエルも注目の一頭ですが、牡馬との戦いとなると甘くない気がします。それよりも怖いのは笠松勢。特に梅桜賞で地元馬最先着だったヨシノミカエルは仕掛けのタイミングさえ合えば、勝てるほどの決め手を秘めているように思えます。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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