【開催見解】第2７回名古屋競馬・後半（3/26・28）
第27回名古屋競馬の後半は３月26、28日で行われる。
26日（水）３日目のメインは、サラ系４歳以上オープンによる【名古屋大賞典】
中央馬の登録は、エーシンモアオバー（沖厩舎）、ソリタリーキング（石坂厩舎）、ダノンカモン（池江厩舎）、ランフォルセ（荻原厩舎）。超がつく大物の登録はないが、どれも地方レベルなら勝ち負けに持ち込める馬ばかり。今年も例にもれず中央馬が中心のレースになりそうだが、ここへ照準を絞ってきた地元サイモンロード（角田厩舎）なら勝負になっていいだろうし、兵庫オオエライジン（寺嶋厩舎）も前走の佐賀記念を４着している実力馬。これらが馬券に絡む走りができればレースも盛り上がりそうだ。なお、当日は全国騎手交流競走が２鞍組まれている。選定馬は力差のない構成となっているのでこちらも見応えがありそうだ。
28日（金）４日目のメインは、サラ系C級による【Ｃ級キング】
編成の関係により小粒感の否めないメンバー構成となったが、中心は転入緒戦を快勝したエスペラール（塚田厩舎）となるだろう。前走の感触ならまだまだ時計は詰められそうだし、使った上積みも大きい。連勝の目も十分だ。相手は同期ヒロノクリプー（山内厩舎）、差し脚堅実サンライズスター（瀬戸口厩舎）、ダイユウザン（藤ヶ崎人厩舎）あたりで比較的、平穏に収まりそうだ。
（文：競馬東海 寺澤 正勝）
