【ばんえい】7月14日(日)第21回北斗賞(BG3)の結果
インフィニティー号、浅田騎手 うれしいW初重賞制覇!
ばんえい十勝で2013年7月14日(日)に行われた「第21回北斗賞」(3歳以上オープン・BG3)は、単勝5番人気のインフィニティー号が重賞競走3回目の挑戦にして見事初優勝を飾りました。
出だしはキタノタイショウ号、トレジャーハンター号が勢いよく飛び出し、横一線で進みますが、道中はシベチャタイガー号が先行で第2障害に到着。障害で苦戦する馬が多い中、一番手で降りたのはホリセンショウ号。2番手でインフィニティー号が降りたときは10mほど先を進んでおりました。詰まりながらも先行で逃げるホリセンショウ号。着実な足取りで進むインフィニティー号。そして怒涛の末脚で追い上げるホッカイヒカル号とキタノタイショウ号。ゴール前は混戦状態となりました。結果、0.6秒内で3頭が入り、インフィニティー号が僅差で重賞競走初制覇となりました。浅田達矢騎手は平成17年の初騎乗から念願の重賞初優勝、Wのうれしい結果となりました。
今季の古馬戦線はカネサブラック号、ナリタボブサップ号などオープン一線級が昨年度で引退し、新たな王者誕生に注目が集まっておりました。4月「ばんえい十勝オッズパーク杯」、6月「旭川記念」はともにキタノタイショウ号が圧倒的な強さをみせて優勝。その中で、今季に入って初めて重賞競走に出走、急成長をみせているインフィニティー号が台頭し、ますます目が離せない古馬路線となりました。
<インフィニティー号のプロフィール> ※2013年7月14日現在
生年月日・毛色 :2006年4月4日(牡7歳・鹿毛)
血統 :父 フジエーカン 母 クインフェアー (母父)ヒカルテンリユウ
生産者 :坂井 健一 氏
馬主 :駒井 鉄雄氏
厩舎 :金田 勇厩舎
通算成績 :216戦32勝(うち重賞1勝)
【浅田達矢騎手のコメント】
夢のようです。重賞に何回か挑戦させてもらいましたが、なかなか勝てなかったので本当にうれしいです。
障害さえうまくクリアできれば、辛抱強い馬ですのでチャンスはあると思いました。この馬に乗せてくれた馬主さん、調教師、そして厩舎関係者のおかげです。重賞を獲ったことのない騎手に乗せてくれて、こたえることができ良かったです。まだまだこれからの馬ですので、もっともっと強いところを見せたいと思います。