【開催見解】第9回ばんえい十勝(8/6~8/15 重賞:ばんえいグランプリ)
第9回ばんえい十勝
第28回ばんえいグランプリ(BG1) 3歳以上選抜別定 8月14日10R
出走予定馬
○アオノレクサス (790キロ)
○オイドン (810キロ)
○オレノココロ (810キロ)
○キサラキク (790キロ)
○キタノタイショウ (810キロ)
○コウシュハウンカイ (810キロ)
○ナナノチカラ (810キロ)
○ニュータカラコマ (810キロ)
○ハクタイホウ (810キロ)
○フジダイビクトリー (810キロ)
【解説】
ファン投票による真夏の祭典。ひとクラスにつき10キロのハンデ差があるが、一線級の強さは歴然であり、実力通りの決着になりそう。最有力候補と見ているのはオレノココロ。2戦連続で膝を折った後は修正に時間はとったが、ひと腰でまとめており今回はそれほどの心配はない。オープン馬はすべてが810キロと今季収得のハンデ差はなく、最強を証明する一戦に。相手筆頭は同じ6歳馬のコウシュハウンカイ。昨年の2着馬で今季も旭川記念を制するなど充実そのもの。ひと押し利けばBG1初制覇も。古馬では昨年の勝ち馬であるフジダイビクトリー。ここまで未勝利ながら一戦毎に良化を示し、前走は時計勝負でも好内容の2着とここにきて完全復活を窺わせるもの。力比べではばんえい記念の覇者だけあって一番の存在であり、馬場次第では連覇も十分考えられる。もう一頭はニュータカラコマだろう。使いつつ調子を上げて北斗賞で重賞V。前走も完勝と言える内容で勢いもある。年々進化を遂げているようにも見えるし、暑ささえ克服できれば一発も可能。
山鳩賞 4歳オープン別定 8月7日10R
出走予定馬
○アアモンドロシア (680キロ)
○アスリート (660キロ)
○イノリノチカラ (680キロ)
○キンメダル (690キロ)
○コウリキ (690キロ)
○センゴクエース (710キロ)
○タキニシサンデー (660キロ)
○テンカトウイツ (680キロ)
○バウンティハンター (680キロ)
○メムロコマチ (660キロ)
【解説】
先月に行われた柏林賞より10キロ軽い条件での特別戦。ハンデ差はほぼ同じであれば世代王者のセンゴクエースの独壇場になりそう。今季はここまで柏林賞を含めて古馬オープン一線級相手にも負け知らず。次の目標はあくまでも2カ月後の銀河賞だが、前走後の気配も良く、4歳馬同士では力の違いを見せてくれよう。相手探しだが、柏林賞2着馬のバウンティハンターを筆頭に3着馬のイノリノチカラ。ミスがあった2番人気のアスリートなど、混戦が予想される。
競馬ブック 定政 紀宏