【開催見解】第12回ばんえい十勝(9/17~26 重賞:岩見沢記念、銀河賞)

 

第12回ばんえい十勝

 

第52回岩見沢記念(BG2) 3歳以上オープン別定 9月19日10R

出走予定馬

○オイドン         (820キロ)

○カイシンゲキ       (820キロ)

○キサラキク        (800キロ)

○キタノタイショウ     (820キロ)

○コウシュハウンカイ    (830キロ)

○セイコークイン      (800キロ)

○フジダイビクトリー    (820キロ)

【解説】
7頭立てとなり、やや寂しい一戦となったが、一線級で常に勝ち負けしている2頭の一騎打ちと堅く収まりそう。今回の主役はフジダイビクトリー。昨シーズンはこのレースを回避したが、今シーズンはハンデを背負っておらず、有利な条件での出走が可能。前走で初勝利を挙げて勢いにも乗っているし、高重量戦での強さを発揮できる条件で今季重賞初勝利へ視界良好。相手筆頭はコウシュハウンカイ。早目に重賞を勝ってハンデを背負わされているが、その後も崩れることなく安定した走りを披露。前走も圧巻の走りを見せており、まさに絶好調。重めの馬場で10キロのハンデ差は大きいが今なら克服は可能である。その他では実績的にキタノタイショウと昨年の勝ち馬であるオイドンを押さえれば万全。

 

第24回銀河賞(BG2) 4歳オープン別定 9月25日10R

出走予定馬

○アスリート        (690キロ)

○イノリノチカラ      (710キロ)

○キンメダル        (720キロ)

○コウリキ         (720キロ)

○サンノハヤヒメ      (690キロ)

○シリウス         (700キロ)

○センゴクエース      (750キロ)

○タキニシサンデー     (690キロ)

○テンカトウイツ      (710キロ)

○バウンティハンター    (730キロ)

【解説】
4歳三冠レースの第2戦目。第一戦目の柏林賞ではセンゴクエースが期待に応えた。世代間では負け知らずであったが、前走の山鳩賞でまさかの惨敗。しかし、障害で転倒するアクシデントがあったのも事実で力負けでは決してない。今回のハンデ差は最大で60キロと今まででも最大の開きがあるが、本番に向けて入念な稽古を消化して巻き返し図ってくるだろう。最大の相手はそのハンデとなるが、山鳩賞を勝ったアスリートは今回690キロを背負うためやはり牝馬よりは牡馬を有力視したい。まずはシルバーコレクターのキンメダル。前走は明らかに流すだけの内容だったが、しっかり障害を抜けて後半追い上げていた。30キロ差で初の重賞Vを狙う。同斤量のコウリキも前走で障害を早目にまとめて古馬相手に見せ場を作っており、こちらも仕上がりは良さそうだ。そしてはまなす賞で重賞初勝利を挙げたバウンティハンターだが、今回は2番目に重い730キロを背負う一戦。力をつけているが果たしてこの荷物に対応できるかどうかは現段階では未知である。あと一週間で各馬がどこまで仕上げてくるかに注目をしたい。

 

 

  競馬ブック 定政 紀宏

 

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