【開催見解】第21回ばんえい十勝(1/8~1/16)
第21回ばんえい十勝
第40回ばんえいプリンセス賞 4歳オープン別定 1月10日10R
出走予定馬
○グレースゴールド (660キロ)
○コウシュハローヤル (660キロ)
○スギヤマ (660キロ)
○タイキン (660キロ)
○タナボタチャン (660キロ)
○ヒカルナナヒメ (670キロ)
○ビュウティハート (660キロ)
○フジノウンカイ (660キロ)
○ホクトノホシ (670キロ)
○ラッセルクイン (660キロ)
【解説】先月に行なわれたオークスの再戦。1.2着馬は10キロハンデを背負う形だが、大きな影響はなさそう。それよりも当時より馬場が軽めで気温も低いため時計が出ることを想定して考えたい。本命にはオークス3着馬のコウシュハローヤルを指名。最後は経験値の差は出たが、このメンバーに入って好走できたのは地力強化の証。近走で崩れたのは仕掛けの遅かった2戦だけであり、今のデキと成長力を考えれば一発長打は十分にある。対抗にはヒカルナナヒメ。オークスでは最後に甘さが出て2着もひと湿りあればという内容。確実に馬場は軽くなっているし、今度は粘り込みへ。単穴にはビュウティハート。こちらは崩れたのはオークス後だけで疲れも癒えた近走は安定した走り。前走勝って勢いにも乗っており、今回は注目できる1頭。その他ではオークス一番人気に推されながら馬場に泣いたラッセルクインが息の入る流れで馬場が軽ければ変わり身がありそう。オークス馬のホクトノホシは時計勝負となるが、極端に軽くならなければ再度浮上へ。
睦月特別 4歳以上オープン 1月15日10R
出走予定馬
○オイドン (755キロ)
○カイシンゲキ (760キロ)
○キサラキク (745キロ)
○キタノタイショウ (755キロ)
○コウシュハウンカイ (780キロ)
○セイコークイン (740キロ)
○トレジャーハンター (765キロ)
○ナナノチカラ (730キロ)
○ニュータカラコマ (780キロ)
○フジダイビクトリー (780キロ)
【解説】帯広記念に出走したメンバーは実績上位だが、多少の疲れは残っているはず。それに次の目標がチャンピオンCのため、調整もゆっくり。それなら金杯を好走したメンバーに注目を。本命にはトレジャーハンターを指名。前走から5キロの加増になるが、今回も先手は容易で余力を持って後半に繋げられそう。ひと押しでV可能である。相手筆頭はキサラキク。ここ3戦は勝ち切れないがドリームエイジCを勝ったように地力強化は明白。一線級相手なら軽ハンデを生かせるし、前走の内容からも勝ち負け期待。斤量面ではセイコークインも有利な条件。体調面での心配はなくなっているし、中コースに入れば上積みも大きい。重賞組ではニュータカラコマとコウシュハウンカイを押さえたい。
競馬ブック 定政 紀宏