【開催見解】第23回ばんえい十勝(2/4~2/13 重賞:黒ユリ賞)
第23回ばんえい十勝
第42回黒ユリ賞(BG2) 3歳牝馬オープン定量 2月12日10R
出走予定馬
○ウィナーブラック (640キロ)
○キタノサカエヒメ (640キロ)
○キタノミサキ (640キロ)
○コウシュハサマー (640キロ)
○コウシュハノユメ (640キロ)
○シンエイボブ (640キロ)
○ナカゼンガキタ (640キロ)
○プレシャスリン (640キロ)
○メヂカラ (640キロ)
○ヤマトダイジン (640キロ)
【解説】
明け3歳女王決定戦。今季は2度の牝馬特別戦があり、それが参考資料になる。勝った2頭はいずれも一戦しか参戦していないが、その後の競馬でもAクラスで好走しており、実力は示している。本命馬には今のところ迷ってはいるが、対戦成績で先着しているいちい賞の勝ち馬であるコウシュハサマーを指名。強豪牡馬の中に入っても差のない競馬をしているし、目下連勝中とデキも本物。以前に比べて出脚も良くなり、力の出せる状態。あとは荷物を克服できるかどうかだが、馬体もすでに1トンを超えており、それも心配はなさそうだ。対抗には勿論、白菊賞の勝ち馬であるプレシャスリン。前走はスムーズさを欠き障害でも手間取ってしまったが、力負けではない。中間は入念に調整されているし、あと一週間で仕上げてくるはず。3番手には安定感光る、ナカゼンガキタ。牝馬特別では期待されながら[4][3]着と詰めの甘さが出ているが、評判馬らしい内容でここまで崩れ知らず。ひと押しあれば。その他ではシンエイボブ、メヂカラ、キタノサカエヒメあたりが有力。
第7回スピードスター賞 4歳以上選抜定量 2月13日10R
出走予定馬
○オイドン (500キロ)
○カネゾウ (500キロ)
○キサラキク (480キロ)
○キタノサムライ (500キロ)
○コウシュハクィーン (480キロ)
○ショウヘイ (490キロ)
○セイコークイン (480キロ)
○ナナノチカラ (480キロ)
○ファイトガール (480キロ)
○フクドリ (500キロ)
【解説】
予選が3回あり、3着までと4着馬の収得賞金最上位馬に本戦での出走権が与えられた。この条件の実績上位がやはり主力を形成しそうだ。本命には昨年の勝ち馬であるナナノチカラ。一昨年は気合いを欠き惨敗も昨年は出脚から全力で行って後続に3秒以上の差をつけた。この条件で3秒差は圧勝といえるし、今年も能力を出し切れれば負ける要素はない。不動の軸に。相手探しだがその筆頭に過去に2度頂点に立ったオイドン。ここ2年、結果は出ていないが、タイミングの差も確かにあった。前走の動きも良かったし、スピードスターの返り咲きも十分。その他では一昨年の上位馬であるセイコークインとキタノサムライにも注目が集まる。
競馬ブック 定政 紀宏