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【開催見解】第9回船橋競馬(12/1~5)

2014年11月30日

12月1日から5日までの5日間で行われる船橋開催のメインレースは3日(水)に行われるクイーン賞(JpnIII・3歳以上牝馬指定交流1800m)。

 盛岡競馬場で行われたJBCレディスクラシックの2着馬トロワボヌールが軸になる。1600万条件を卒業して挑戦したJBCレディスクラシックでは、勝ったサンビスタには届かなかったが、1番人気に支持されていたワイルドフラッパーを差しての2着。差し一手ではあるが、船橋競馬場なら問題ないし、重賞制覇も見えてきた。

相手はカチューシャ。武蔵野Sは牡馬相手で度外視、今回は岩田騎手とのコンビで新たな一面を出してくれるかもしれない。昨年の優勝馬アクティビューティは大きく崩れないだけに軽視は禁物だし、ブルーチッパーは単騎で行ければかなりの粘りを発揮する。

南関東勢は一昨年の優勝馬レッドクラウディア、前々走水沢でビューチフル・ドリーマーCを制したアスカリーブル、休み明けの前走で牡馬相手に2着に善戦したエミーズパラダイスまでか。休み明けを2着に好走したシラヤマヒメは、さすがにここでは見劣る印象。

他地区からは笠松と高知から6頭が参戦してきたが、ローテーションがきつい馬が多く、上位争いまではどうかと思われる。

 

1日(月)のメインは里神楽スプリント(B1以下 1000m)。前走格上相手に2着に好走したギガワットが有力。地元の1000mがベストで、馬場に関係なく差してくる末脚が武器だ。休み明けを叩かれたキョウエイロブスト、リコーシルエットのスピードは侮れないし、中央時1000万条件で好走歴があるマスターエクレールも初戦から走れる仕上がり。あとは左回りの短距離戦がベストのエールドランジュや、休み明けではあるが優駿スプリント2着の実績が光るバーンザワールドにも注意したい。

 

 2日(火)のメインは地方競馬交流の総の国オープン、(オープン 1600m)。ここは昨年の川崎マイラーズを制しているスマートジョーカーが有力。前走は休み明けの分粘りを欠いたが、叩かれた上積みがあり、距離短縮も有利なだけに巻き返してくる。同厩舎のサイオンも休み明けを叩かれて良化しているし、ホッカイドウ競馬から挑戦してきたニシノファイター、韓国遠征後の前走を一叩きされたピエールタイガーもマイル戦なら目が離せない。

 

 4日(木)のメインはアクアライン特別(B1 1600m)。ここはA2で勝ち負けできる実力を持っているヴェリイブライトが有力だが、地元に戻って巻き返しを図るバースフォンテンも侮れない。休み明けの中央交流戦を勝って勢いがあるスマートファミリアや、勢いがある4歳馬リュウノプリンス、好調期間が長いホクト、前走は7着に敗れたが調子落ちは見られないダイリンウィークなど好調馬が揃っているだけに難解なレースになりそうだ。

 

 5日(金)のメインは柊特別(B2 1700m)。前走は中央馬相手に5着に敗れた3歳馬マルモリロイヤルが狙い目。前走は敗れたが、いい経験になったはず。成長が見込める3歳馬で巻き返しは可能。船橋で安定した成績を残しているモリデンバーグ、前走が強い内容だったビッグウェーバー、前走は案外も調子落ちは見られないオイダシダイコ、船橋なら決め手が生きるディーエスゲイン、休み明けだが仕上がっているベルモントメッシあたりでも十分に好勝負に持ち込め、混戦が予想される。

 

 

 

(勝馬 山形宗久)

 

 

勝馬

 

 

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