【開催見解】第6回船橋競馬(9/5~8)
平成28年度第6回船橋開催は9月5日(月)~9月8日(木)の4日間開催。
初日のメインは「小金牧特別」1600メートル
セイントチャンスは2走前、地元千五のB2戦で復調を感じさせる3着。前走の大井戦はレースぶりがひと息だったが、過去4勝の地元に戻れば反撃可能とみる。
一気の距離延長となるセンペンバンカだが、千六は過去4戦2連対と好相性。末一手で展開待ちの面もあるが、うまくハマれば一発あっても…。キタサンダイチは前走逃げて失速も、2、3走前の内容から見限れない1頭。転入3戦目もアンジャラスベルも徐々に良化しており、さらに前進可能。
2日目のメインは「桑島孝春記念」1200メートル
千二に矛先を向けて〔3101〕と再び軌道に乗り始めたエイシンコクーン。1度の着外は休み明けだった3走前だけで底は見せておらず、今の充実ぶりなら初の左回りも克服可能とみて勝ち負けに期待。叩き2戦目の前走で見事な変わり身をみせたビルスが相手本線だが、地元の自己条件なら反撃必至のエイシンテキサス、ひと息後を叩かれ良化ムードのカベルネフランも十分圏内とみる。
3日目のメインは「フリオーソレジェンドカップ」1600メートル
ランフィデリオは8回川崎でA2戦快勝とこのクラスには既にメドを立てており、南関東の馬場は3戦3勝と高い適性。千二→千六も間違いなくプラスで転入初戦から期待は大きい。
コンドルダンスは過去3戦1,2,1着がいずれも中身の濃いレース内容。4歳夏にして本格化を迎えた印象で当然有力。
一角崩しがあるとすれば先行力のあるノーキディング、バースフォンテンの前残り。
4日目のメインは「伏姫特別」1700メートル
見事な好位差しで休み明けを好発進のエスケイアリュール、現在3連勝と勢い確かなアラマサル、過去10戦〔5410〕と安定感抜群のジーニアスプリンス、前走の勝ち時計こそ千六1分44秒2と平凡だが、レースぶりが数字以上に鮮やかだったナガラキコウシらが有力か。
穴で妙味はアクションバイオ。同型不在でここ3戦の中では1番すんなり先手を奪えそうで残り目期待。
文 日刊競馬 津田英憲