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【開催見解】第11回門別競馬(9/9~9/18)

第11回門別競馬展望

 前開催でJRA認定のアタックチャレンジ競走が終了したわけだが、番組の約半数のレースに2歳戦が組まれているように、9月秋シーズンを迎えて、2歳戦が熱を帯びてきたのは確かである。今開催の重賞レースは、前節には組まれていないが、後節、5日目に古馬陣の長丁場が舞台になる「ステイヤーズカップ」、6日目に2歳オープン馬による「イノセントカップ」が行われる。

【重賞レース】

○9月17日 第58回ステイヤーズカップ登録馬 3歳以上オープン 距離2600m

 ・モズ

 ・ニシノファイター

 ・アベニンプレジャー

 ・スーパーパワー

 ・ビービーガザリアス

 ・クラグオー

 ・グッドグラッド

 ・スタンドアウト

 ・コスモアジル

 ・ミサトタイム

【展望】
登録馬がフルゲートの14頭に満たないために追加登録は可能になっているが、有力どころは顔を揃えている。モズはホッカイドウ競馬へ転入緒戦となった前走で、A1以下ながらも堂々と逃げ切っている。7歳牡馬、中央から岩手に転戦して北上川大賞典を制した歴戦の雄と言えるキャリアの持ち主だが、転入してきた背景には、この長丁場の一戦を視野に入れていたのは間違いないだろう。キッチリと仕上げていただけに、久々好走の反動もないはずだ。今季6戦4勝のニシノファイター。3歳時は同じ距離の王冠賞を勝ち上がっており、距離適性にはまったく問題はない。充実一途の近況からも、この馬が優位に立つケースも考えたい。昨年2着のビービーガザリアスは、昨年の夏以降、勝ち星から遠のいているのだが、前走がニシノファイターの2着だから、歯が立たないことはない。4歳牡馬のクラグオーは勝ち味に遅いところはあっても、強豪が相手でも、相手なりに走れるのが最大の持ち味である。

○9月18日 第14回イノセントカップ登録馬 2歳オープン 距離1200m

 ・サクセスストーリー

 ・パーティメーカー

 ・ジュエルクイーン

 ・サダムリスペクト

 ・アオジャシン

 ・タイセイスウォード

 ・ラガッソ

 ・コールサインゼロ

 ・ホワイトアウト

 ・プレミアムトーク

 ・クラミネルヴァ

 ・キタイノホシ

 ・ドライヴシャフト

 ・コルセア

【展望】
9月7日、中央札幌のすずらん賞に出走したサダムリスペクトとアオジャシンの名が見られるだけに、出否は未定だが、今回は外して展望してみたい。実績面では3戦2勝、ウィナーズチャレンジ6を勝ち上がったサクセスストーリー。時計そのものは目立ったものではなかったが、4角最後方の位置から直線だけで差し切るあたりは、やはり凡馬ではできない芸当である。中央札幌のコスモス賞で4着と気を吐いたパーティメーカーは、1200mの勝利はないが、もともと距離の長短は問わないタイプ。強い相手と伍した経験は大きいはず。前走のアタックチャレンジの勝ちっぷり、時計が優秀だったドライヴシャフト。終始、外々を回りながら、直線100mの地点から一瞬に抜け出した瞬発力は素質の表れだろう。キャリアは浅いが、その分、魅力も備えている。牝馬ながらも、リリーカップ2着のジュエルクイーンも出走してくるようなら、上位には欠かせない存在だろう。

【初日メイン】

○9月9日 12R 日高町水道協会特別 3歳以上C1-2組~C2-1組 距離1200m

 1.ルタドール

 2.ヤマノラバーズ

 3.ヒューオンパイン

 4.デルマコテツ

 5.ノールファンデヴー

 6.ミヤリサンラビリー

 7.チューリングマシン

 8.ナイスキャッチ

 9.クラウンハッピー

 10.ケイアイエイト

 11.オンワードリーベ

 12.ソニックファイヤー

【展望】
このクラスの1200m戦は毎回のように着順が変わる激戦区である。展開に左右される馬が多いのも確かだが、ほとんど能力差は認められない。ケイアイエイトは昇級後も上位安定。大きく崩れない魅力がある。ここも同型馬との兼ね合いが最大の焦点になりそうだが、行き切れれば、チャンスは拡大。ミヤリサンラビリーは中央交流戦となった前走で連勝がストップしたが。3連勝の中身は濃いものだったし、地元同士の一戦なら、即、巻き返しは可能。同様なことは、ハイペースに巻き込まれたヤマノラバーズにも言えるはずだ。

(各陣営の談話)

1.ルタドール 岩手からの転入で、ここでの力関係が鍵ですが、中央時のレース内容からは、
  やれていいレベルの馬と感じます。緒戦ですが、期待感はあります。

2.ヤマノラバーズ 前走は先行策で臨んだのですが、予想外にハイペースになってしまったのが誤算。 
  自分なりのペースで運べば、上位を争えると思っています。

3.ヒューオンパイン ここに来て体調が良くなってきました。軽い馬場になってきたのは、好ましい状況です。
  流れひとつで、チャンスがあると思います。

4.デルマコテツ 使われている馬ですから、状態面に問題はありません。
  いいモノは持っている感じがしますが、このクラスへの編入は微妙なところてす。

5.ノールファンデヴー 前走は頑張ってはいますが、引きつけるよりは、ビュンビュン行った方が、
  より良さが出ていたかと思います。自分のレースができれば。

6.ミヤリサンラビリー 前走は厳しい流れで気持ちが続かなかったのでしょう。
  位置取りに関係なく、気難しさを出さない展開なら、勝ち負けの期待です。

7.チューリングマシン 前走は流れに乗り過ぎた嫌いはありますが、ちょっと気になる崩れ方でした。
  力はありますが、自信ありとは言えません。

8.ナイスキャッチ 上は走っているんですが、なかなか結果が出ませんからね。もう少し我慢が利かないことには。

9.クラウンハッピー 変わらず順調です。前走は1枠でレースのしづらいところはありましたが、
  この馬の走りはしてくれました。展開さえ嵌まれば。

10.ケイアイエイト 前走は早目に先頭に立ったのが裏目に出ました。
   引っ張ってくれる馬がいた方がレースはしやすいかと思います。見劣りはしないと思います。

11.オンワードリーベ 前走は上がりの速い時計勝負になりましたからねえ。この馬の不得手なパターンでした。
   追い込める流れなら、巻き返しは可能なはずです。

12.ソニックファイヤー 前走は0秒9差まで押し上げました。復活の兆しが見えたと思います。
   もともと、地力は上位のはずですから、本領発揮といきたいですね。

 

 

(競馬ブック・松本英博)

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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