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【開催見解】第13回園田競馬後半戦(9/21~23 重賞:園田プリンセスカップ)

 月曜日の大井レディスプレリュードに遠征したトーコーヴィーナス。抜群のスタートを決めて最後まで渋とく粘っての(2)着(同着)は一瞬逃げ切ってしまうのでは・・・と思わせたぐらいの好内容。しかもこの(2)着でグランダム・ジャパン古馬シーズンも逆転優勝。昨年の3歳シーズンに続きGDJふたつ目のタイトルとなった。全国レベルで通用する馬が出てきたことは嬉しい限りである。またこの日は名古屋にもエイシンニシパ、マイタイザンの3歳一線級が遠征。地元カツゲキキトキトの強さには脱帽だったが、(2)(3)着ならまずは面目躍如か。今後も兵庫県馬の他場遠征にご期待、ご注目下さい。

 サテ今週の園田競馬はナイター期間通常通りの水、木、金曜(21~23日)の3日間開催 。期間中のメインは21日の第18回プリンセスカップで門別から3頭、笠松から1頭、地元8頭のフルゲート12頭で行われる。ナンといってもまだまだキャリアの浅い2歳馬だけに展開、ペースひとつで浮沈は大きく変わるが、能検で砂を被る展開も経験した地元ナンネッタが一歩リードしているような・・・。しかもその能検に出走した馬の大半が早々と勝ち上がったのだからレベルも相当に高かった。まったくの余裕残しだった新馬勝ちにもスケールの豊かさ感じる。前記トーコーヴィーナスと同じオーナー、同じ厩舎、同じ騎手であることも付け加えておきたい。相手は遠征馬に絞っていいだろう。その筆頭がフィールザファイア、前走が交わされてからでも直線盛り返していたし、一本調子の逃げ馬ではない感じ。次 いでコパノアーデン、昨年ランランランでこのレースを射止めた田中淳厩舎馬、これまで計2勝と相性のいいレースだ、しかも鞍上も昨年同様、川原J起用。笠松ハリアーは元門別所属馬、時計比較では前記2頭の方が上だが、前走直線だけで抜け出してきた勝ち内容は良かった。
 22日はA2級の1870メートル戦がメイン。主役は当時まだB1級の身でありながら果敢と六甲盃挑戦。小差(5)着に入ったステージインパクト。以来、半年ぶりの一戦になるが、乗り込み量は不足なし、8割以上仕上がっただけにこのメンバーなら出たとこ勝ちと見る。前走外め回りのロスがあったキンショータイム、再度先手が取れそうなレッドダニエル、主戦の田中Jに戻ったプリンストロイアの(2)着争いか。
 23日はA1級の1870メートル戦 がメイン。先月の摂津盃出走組に注目が集まるが、どの馬も一長一短、中心視が難しい。そんな中マークスマンは摂津盃後、2連勝。それも1870メートルと1230メートルで。勢いに乗っての3連勝も十分考えられる。メジャープレゼンスは園田コース2度目、どんな流れにも対応できる自在派、上積みは相当か。ポン駆け利きそうなメイショウヨウコウの存在もこの一戦を更に難しくする。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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