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【開催見解】第16回園田競馬後半(11/1~3 重賞:西日本ダービー)

 先週の兵庫若駒賞を制したのはナチュラリー、確かに素質もあるし、将来性も十分。しかし、未勝利馬の重賞勝利には複雑な思いが生じる。時計もC2以下レベルの1分32秒6、果たしてこれもいかがなものか。

 サテ今週は地方競馬の祭典JBC。残念ながら兵庫県馬の参戦はないものの3日は大いに盛り上がりましょう。今年の舞台は川崎です。

 

 サテそんなJBCの前日(2日)に行われるのが西日本ダービー。金沢、名古屋、笠松、兵庫、高知、佐賀の西日本6場による持ち回りの交流重賞、第1回目は園田での実施となった。原則的には各場2頭ずつの出走だが、今回は名古屋馬1頭になったことで地元兵庫が3頭に。本命は前走57kgを背負いながらもパーフェクトな競馬を演じたマイタイザン、2走前の名古屋で馬混みを経験したことにより自身にも余裕が出てきたのだろう。その分でスタートも良くなった。ここもハナか2番手だろうし、栄えある初代チャンピオンの座は最短。高知ディアマルコは3度目の園田登場、5月ののじぎく賞、7月のサマークイーン賞はともに完璧だった。しかもサマーはあのトーコーヴィーナスを負かしてのもの。これは高く評価できる。ローテーションが若干きついが、そこは持ち前の根性でカバーか。アサクサセーラは前走マイタイザンから5馬身離れての2着、木村コンビとの相性は抜群だし、地力強化も窺えるのだが、逆転まではどうか。タケマルビクターは菊水賞2着馬、ひと夏を越して馬体も一層成長したし、次位争いなら出番ありか。

 

 1日はA2級の1870m戦がメイン。前走のクールジャイロは前記マイタイザン、アサクサセーラとの先行争いの中3着に粘り込んだ。この距離は3戦2勝、最も能力を発揮できる。センペンバンカは向正面、直線と2度窮屈になるシーンがあった。それでコンマ6差の6着、スムーズな流れになればもっと上を目指せそう。エンドオブジアースは前走が好手ごたえ、あれなら昇級戦でも結構やれそう。トウケイファルコンは楽逃げに持ち込めそうだが、距離がどうなのか。

 

 3日はA1級の1700m戦がメインだが、この日はJBCのため発走時間が大幅に早くなり14時台、まずはそこに気を付けていただきたい。3連続2着メジャープレゼンスが中心になりそうだが、決め脚のあるバレーナボスはこの中間、好調教。更には叩き3走目を迎えるメイショウヨウコウもソロソロだし、3カ月ぶりタガノザイオンも及第点以上の仕上がり。トリニティチャーチ、キングブラーボも一発を秘めるだけに2着争いでひと波乱ふた波乱か。尚、この非開催中に砂の入れ替えが行われましたので恐らく脚抜きは良くなるものだと。ご注意下さい。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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