【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第19回園田競馬前半(12/6~12/8)

 1着賞金1000万を賭けた大一番、園田金盃を制したのは田中範厩舎バズーカだった。調教はずっと乗っていたとは言えまだ何と無しに良化途上、しかも長いよりは短距離向きで1870mもどうかと?マークがついた。しかし、そんなこともお構い無しに力強く伸びた。それも決してスムーズに折り合っていたとは思えなかっただけに同馬の底力はどれほどなんだとビックリさせられる一面も。3強を完膚なきまでに叩きのめし、手にした今年初のタイトル、最優秀古馬、年代表馬候補にものし上がってきたことは間違いない。

 

 サテ今週の園田競馬は通常通りの火、水、木曜(6~8日)の3日間開催で期間中のメインは8日に行われるA1級の1400m戦。注目は前走3カ月弱ぶりでも鮮やかな勝ち振りだったベルサリエーレ、反動は皆無だし、2戦目も仕上がりは順調。従い連勝シーン濃厚と見る。オーケストラピットは前走クイーンカップ4着、追い出すタイミング、コース取りが微妙に難しい感じだが、嵌まった時には2走前のような鬼脚。引き続き軽視は禁物だ。アルカナは同6着、同馬もまた嵌まるか嵌まらないかで浮沈が決まってしまうものの今回は52kgの軽量、一発の怖さ十分だ。堅実駆けエイシンホクトセイも依然圏内だし、マイネルコンキスタも木村J騎乗となれば局面は変わってきそう。

 

 7日のメインはA2級の1400m戦。注目は7連勝中のウインピアチェーレだが、前走が辛勝だっただけにソロソロ正念場を迎えた感じもするが、今回は絶好枠を引き当てた。揉まれる展開にはならないだけに勢い信頼と行きたいところ。同型トウケイファルコンはどんな戦法に出るか。どちらかと言うとウインは一本調子の逃げ馬、それだけに2番手で折り合いを付けた方が賢明かも。まぁその展開になっても対応しそうだが…。もしこの2頭が先行激化を演じるのなら台頭するのは決め手一番ウインゴスペル。ホクセツプリンスも2走前に見せた鬼脚があるし、先行2頭の出方、ペースによっては後半大波乱も。

 

 6日はB1級の1700m戦がメイン。休養明け2着・1着、しかも今週の追い切りで一層弾けたブリヤンが中心。門別からの転入馬キーストライプも同様に追い切りは動いたし、初馬場ながらも勝ち負けしそう。実力馬トリレンマは5カ月半の休み明け、それでも苦しんでいた夏負けは解消したし、いきなりの狙いがあってもいい。プリンストロイアは久々にエース騎乗、しかも追い切りは前走時以上、強気に推せそう。スチブナイトは当日までに馬場回復なるかが最大の条件に。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

競馬キンキロゴ

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞