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【開催見解】第20回園田競馬後半(12/20~12/22)

 来週水曜日に行われる第16回兵庫ゴールドトロフィーの遠征予定馬が決まりJRAからはグレープブランデー、ドリームバレンチノ、ノボバカラ、ニシケンモノノフ。地方他場からは門別オヤコダカ、岩手ラブバレット、浦和テムジン、高知カッサイ(19日現在)そして迎え撃つ地元勢はアクロマティック、アドマイヤロイヤル、ドリームコンサート、ランドクイーン。その地元勢、一番の期待は今年重賞3勝のアクロになるのだが、過去15回の優勝馬はすべてJRA勢だけに今年もまた馬場を貸すだけ状態になってしまうかも。それでも各陣営とも懸命な調整は続く、何とか軽ハンデを生かしてひと泡ふかしてもらいたいところだ。

 

 サテ今週は通常通りの火、水、木曜(20~22日)の3 日間開催。期間中のメインは22日に行われるA2級の1870メートル戦、人気は前走、現級完勝のトウケイアローか。叩きつつの良化は明白で道中の反応が一層良くなってきたし、2走前の同距離戦3着からもこの1870メートルに泣くとは思えない。キングブラーボは前走そのアローの2着、ようやくこの馬さしさが見られた一戦だったし、あれを境に上昇の余地は十分。安定度ではブリアン、初めてのA2級になるが、これまでの粘っこさ、現在のデキなら大きな壁はなしか。エンドオブジアースも前走、重賞挑戦の効果、成果があれば一変可能だし、前走でやや評価を落としたとはいえアサクサセーラもまだ圏内だろう。尚この日は昨年のダービー馬インディウムが復活予定、クラスはB1、何とも家賃が安すぎる、ご期待ご注目下 さい。

 

 21日はB2級の1400メートル戦がメイン。注目はレース巧者ジョウショウキセキ、初めて57キロを背負うことになるが、今の上昇振りなら特に気にすることはないだろう。中心は不動だ。連筆頭は叩き2走目となるクラウンシュバルツ、前走は結構な外めを回っての5着、攻め内容からもひと叩き効果も絶大か。エイシンシンタ3歳トップクラスに君臨した実績馬、5カ月ぶりのレースにはなるが、仕上がりは及第点以上、一度叩けば人気は集中するだけに配当的な妙味にありつきたいなら今回しかあるまい。マサタケゴールドは2~3番手の内に入ることができるかどうかで浮沈は決まる。嵌まれば一発の怖さはコウエイサムライ。

 

 20日はB1級の1400メートル戦がメイン。出走なら大本命になっていたハタノキセキが フルゲート除外を食らったことでやや混戦ムードのこの一戦、ひとまず中心馬は近走2,3,2着のデンコウチャレンジ。前走は後ろからの馬を警戒した分で先行馬に逃げ切られてしまったが、すべてに於いて良化は明らか、今度こそは主役を務めるか。セイヴァイタルも安定駆け、ただ、どうしてもあとひと押しが足りない印象、2枠を引いたことでどこまでロスなく走れるかがポイントに。ウインエアフォース
は転入初戦とは言え3歳時には園田遠征1着経験がある。小回り向きの先行力も魅力。エンプレスペスカは再転入馬、以前はC2級2連勝、時計も上々だったし、かなりのセンス、現級でもいきなり間に合いそう。穴っぽいのは久々に追い切り動いたニシノイーグルだが…。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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