【開催見解】第24回園田競馬後半(1/31~2/3)

 昨年、初めてのリーディングジョッキーに輝いた下原Jは2017年も変わらぬ活躍ぶりである。先週も水曜日のJRA交流戦(JRA馬騎乗)を制したし、翌日には古馬A1級も。果たしてこの勢いを誰かが止めることはできるのだろうか。そんな彼は火曜日、初めて佐々木竹見カップに参戦する。全国の皆様、ご注目くださいね。

 

 サテ今週の園田競馬は火、水、木、金曜(31~3日)までの4日間開催で期間中のメインは2日に行われるA1級の1,700m戦、新春賞を制したエイシンニシパが田中Jでエントリーしてきた。今年は更に飛躍の年になるであろう同馬、橋本明厩舎へ移ってからも仕上がりは順調と聞く。出走なら貫禄勝ちだろう。アサクサセーラは新春賞[3]着馬、53kg軽ハンデだ ったとは言えA2級を制した直後の重賞挑戦であれだけ走るとは…。馬体も充実してきたし、まだまだ伸び行く要素は十分だ。バレーナボスは同[4]着、追い込み一手だけにどこまで展開が向くかがポイントにはなるが、夏場とは違って今は馬体にも迫力が戻ってきたので…。前走太め残しで案外だったタガノビリーヴィンの反撃がどこまであるのか、久々ゴールドベルの仕上がりは?伏兵陣もそれなりに力を秘めた馬が多数。

 

 2日はB1級の1,230m戦がメイン。前走、同条件戦を鮮やかに決めたメイショウサンゾウに連勝の期待感高まる。1頭になると遊んでしまう面も徐々に解消中で走りに集中できるようになってきた。馬格があるので背1kg増の57kgも特に問題ないだろう。キーコレクションも前走[3]着で復調 ムード、元々1,230m戦の方がいいだけにここは一層の奮起ありそう。リバーコンサートは前走ゴール寸前まで逃げての[2]着。馬体が絞れたことで粘りも増した模様。前走の体重をキープなら。スマイルヴィジット、レギスも流れが向けば一発ありそうで。

 

 1日はA2級の1,870m戦がメインでここからは出走馬、枠順は確定済み。人気の中心は転入後、連続[2]着のビーチブレイブだろう。前走は勝負どころから外を回っての[2]着。現級を勝つだけの力は付いてきた。前走のブリヤンはシッカリと体を絞って2走前とは一変のレースぶり。引き続き木村Jが手綱を握る点も心強い。ニシノイーグルは3連続[2]着中、完全に本来の走りを取り戻したし、何といってもこの時期には好データを残す。エンドオブジアースはう まく先行できるかどうかがカギに。

 

 31日はB1級の1,400m戦がメイン。前走で完全復活なったブルーウィザードが連勝を狙っての登場。しかも鞍上は名古屋遠征で園田不在の永島Jに替わって木村J。背は1kg増の57kgになるが、特に問題はないだろう。アネラノヘアは前走、休み明けでも完勝。昇級戦にはなるが、現級でも好走はあるだけに能力的には十分足りる。ただ、これまでのコンビ下原Jを欠く点が…。ポイントはここだけ。前走のクラウドチェンバーは出遅れながらも最後はメンバー中、上がり最速の脚を使って伸びて来た。決め脚勝負なら。ほとんど楽逃げメッサーウイング、混戦になればなるほど存在感を示すコスモプランタンへ。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

競馬キンキロゴ

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞