【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第25回園田競馬前半(2/7~2/9 重賞:園田ウインターカップ)

 日曜日JRA京都遠征したナチュラリーは流れに乗り切れず12着殿り負け。兵庫ジュニアグランプリでそれなりの競馬をしただけに期待は集まったのだが、案外だった。今さらではあるがJRAの壁は厚い。また同日、高知黒潮スプリンターズカップに遠征した兵庫4頭はインディウム2着、エルウェーオージャ3着、ランドクイーン4着、アフリカンハンター8着という結果に。地元カッサイが強かったと言えばそれまでだが、何れも若干インパクトの弱い走りになってしまったようで。

 

 サテ今週の園田競馬は火、水、木曜(7~9日)の3日開催で期間中のメインは9日に行われる新設重賞、園田ウインターカップ(1400m)前記馬が続々と高知に向かったことで人気の中心はトウ ケイタイガーに落ち着きそう。前走は初めての1230mでスタート後手、以降は完全に流れに乗り切れずの2着。敗因はハッキリしているだけにノーステッキで3連勝した1400m戦なら本来の力発揮なるに違いない。2着候補はタガノトリオンフ、アクロマティック、エイシンホクトセイの新子厩舎3頭が有力。昨年10連勝を成し得たトリオンフ、その時の9勝までは1400m戦、最近でこそ長い距離を中心に走っているが、元々のことを考えれば1400m適性は十分。アクロの近走はやや後方からの競馬になりつつある。それもあって今回は田中Jへのスイッチ。新味が期待できそうだし、敢えて久々の1400m戦にぶつけてきたと言うことはそれなりに勝算ありと見ていいだろう。ホクトセイも相手なりにシッカリ走れる面を引き 出せば十分圏内。他では実績のあるマルトクスパート、トウショウセレクトら。

 

 8日はA2級の1230m戦がメイン。トウケイファルコンは前走A1格上挑戦で3着、強力同型も不在だけに自己条件なら逃げ切りが成立しそう。ハタノキセキは初めての1230m戦、しかし門別1200m戦で2勝の実績だし、若干テンに掛かるタイプでもあり、この距離は却って向くかも。A2級でも十分通用しそう。クインズジャーニーは前走JRA交流戦でも大負けしなかった。本来の行き脚も戻ってきたし、2番手からの粘り込みを図る。アルカナも1230mは初めて。血統的に長短は問わないだろうし、少しでも展開が向いてくれば・・・。

 

 7日はB1級の1700m戦がメイン。
ミッレミリアは前走スタート後手を踏みながらも0秒9 差完勝、まだまだ奥がありそうで連勝は伸びる。マルカラインは転入初戦の前走が圧勝、結構な外めを回ってでもあの勝ち方だから決め脚勝負になれば逆転も十分。この2頭の一騎打ちと見るが、インでうまく立ち回りそうなのはナムラバクサイ、追い切りも前走時以上に動いた。セイヴァイタルはなかなか勝ちきれなくなってしまった。それだけにこのタイミングでの距離変更はグッドかも。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

競馬キンキロゴ

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞