【開催見解】第26回園田競馬後半(2/21~23)
来月2日に行われる交流重賞、六甲盃に名古屋カツゲキキトキトがやってくる(予定)昨年のNAR3歳最優秀牡馬は今年に入ってからも地元名古屋記念を完勝、そして前走はJpnIII佐賀記念で地方馬最先着の[4]着とNo.1の称号に恥じない内容。高知ディアマルコと同じ数少ないスパイキュール産駒は当たればトンでもない爆発力。いよいよ目の前で見れることに喜びを感じている。レースまであと9日、何のアクシデントも起こりませんように。
サテ今週の園田競馬は火、水、木曜(21~23日)の3日間開催で期間中のメインは23日のA1級1400m戦。出走予定は前走、園田ウインターカップ競走除外明けマルトクスパート、今年初めてのレースとなるトウショウセレクト、エイシンアト ラス。前走初めてのA1級制覇で勢いに乗るウインゴスペルにその[2]着サンライズマーチ、そして高知遠征帰りのエルウェーオージャら。注目はマルトク、トウショウのハナ争い。実は9日の園田ウインターカップに当初はトウショウも出走予定だったのだが、マルトクが参戦とのことで結局は回避、しかしそのマルトクがまさかの除外となったため、ここで顔を合わせてしまうことに。まさに運命の悪戯であろうか。ハナ争いが速くなればなるほどニッコリするのがウインにエルウェー、サンライズ。何れも目下好調、シッカリと結果を出すだけにこの差しタイプ3頭のボックス馬券も面白そう。
22日はA1級の1700m戦がメイン。ひとまず前走の[2][3]着ビーチブレイブ、ニシノイーグルは上位を形成しそうなん だが、共になかなか勝ち切れないタイプ、それだけに伏兵馬の台頭も十分。その筆頭が比較的、前に行けるクルジャイロかも。同馬もまた近走は勝利から遠ざかっているが、前走はメンバーが揃っていた。大外枠、木村Jで積極策を打つようなら。エンジェルミディも徐々に粘りが戻ってきたし、エンドオブジアースも地味ながら好調。
21日はB1級の1400m戦がメイン。サカダッシュは6連勝中の昇り馬ドリームポリーニ相手の連続[2]着、まさに相手が悪かった。それから比べると今回は一枚落ちのメンバー。ここで決めないことには…。キーコレクションは1F延長がどうかも常に上位には顔を出す実績馬、体調は高レベルで安定、ここも大きく崩れることはなさそう。逃げるのはキョウワアーサーか。問題は 久々の1400mで前半どういったペースになるかだけ。エイシンシャルルはリフレッシュ放牧明け。しかし、休んでいる間に条件はひとつ下がったし、兵庫籍となってからは着外なし。堅実駆けでいきなり浮上のシーン十分か。
(文:競馬キンキ 北防 敦)